町は、生まれつき色素が少ない「アルビノ」と呼ばれる突然変異のカラスと見て、18日夜は水を与えるなどして様子を見て、19日にも山に逃がすことにしています。 白いカラスを捕獲した和束町農村振興課の宮嶋靖典係長は「白いハトかと思って近寄ったら白いカラスでした。この町で白いカラスが見つかったという話は聞いたことがなく、びっくりしました」と話していました。
町は、生まれつき色素が少ない「アルビノ」と呼ばれる突然変異のカラスと見て、18日夜は水を与えるなどして様子を見て、19日にも山に逃がすことにしています。 白いカラスを捕獲した和束町農村振興課の宮嶋靖典係長は「白いハトかと思って近寄ったら白いカラスでした。この町で白いカラスが見つかったという話は聞いたことがなく、びっくりしました」と話していました。
任期満了に伴う千葉県知事選挙は26日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党千葉県連と公明党千葉県本部が支持する森田健作氏が3回目の当選を確実にしました。 開票はまだ始まっていませんが、NHKの情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属の現職で、自民党千葉県連と公明党千葉県本部が支持する森田健作氏が、ほかの3人の新人を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、森田氏の3回目の当選が確実になりました。 森田氏は67歳。俳優で、参議院議員と衆議院議員を合わせて11年余り務めた後、2回目の立候補となった平成21年の千葉県知事選挙で初当選しました。 選挙戦で、森田氏は、東京湾アクアラインの通行料の800円への値下げ継続を実績として強調したうえで、今後は、保育士の待遇改善を進めて待機児童の解消を図ることや、東京オリンピック・パラリンピックの
大阪の学校法人「森友学園」の籠池理事長は、参議院予算委員会での証人喚問で、先に「この学園を作るにあたっては安倍総理大臣の寄付金が入っていることを伝達する」などと述べたことに関連して、「安倍総理大臣の夫人の昭恵氏が、講演の際、同行していた人に席を外すよう言ったのち、私と2人きりの状態で『どうぞ安倍晋三からです』と言って、寄付金として封筒に入った100万円をくださった」と述べました。そのうえで、籠池氏は「昭恵夫人は全く覚えていないと言っているようだが、私たちには大変名誉な話なので、鮮明に覚えている」と述べました。
稲田防衛大臣は参議院予算委員会で、大阪の学校法人「森友学園」が運営する幼稚園の教育内容に関連して、「教育勅語の精神である親孝行など、核の部分は取り戻すべきだと考えており、道義国家を目指すべきだという考えに変わりはない」と述べました。 これに対し、稲田防衛大臣は「10年以上前の政治家個人としての意見を述べたもので、全く同じ意見を持っているわけでもない」と述べました。 一方で、稲田大臣は「教育勅語の精神である親孝行や、友だちを大切にすることなど、核の部分は今も大切なものとして維持しており、そこは取り戻すべきだと考えている」と述べました。 そして、「教育勅語の精神である、日本が高い倫理観で世界中から尊敬される道義国家を目指すべきだという考えは、今も変わっていない」と述べました。 また、稲田大臣は「教育勅語が戦前、戦争への道につながるなど、問題を起こしたという意識はあるか」と問われたのに対し、「そ
北陸新幹線でルートが決まっていない京都から大阪までの区間について、与党の検討委員会は、東海道新幹線の南側を通り、京都府の京田辺市に新駅を設置する「南回り」のルートとする方向で調整を進めていることがわかりました。 具体的には、東海道新幹線の北側に当たる大阪・箕面市付近を通って京都と大阪を直結する「北回り」のルートと、東海道新幹線の南側に当たる京都府の京田辺市を通って市内に新しい駅を設ける「南回り」のルートの2つが候補で、このうち、南回りのルートは、奈良県が建設費用の負担に反対したことから、奈良県を通らないルートを新たに設定しました。 関係者によりますと、与党の委員会は、国土交通省が2つのルートを比較した調査結果などを基に、新たな「南回り」のルートを採用する方向で調整に入りました。 2つのルートは、所要時間はほぼ同じで、投資の採算性をみる指標も目安の1を超え、大きな差はありませんが、委員会では
「優生保護法」という法律をご存じですか? 「不良な子孫の出生を防ぐ」という目的で、障害者の子どもを産み育てる権利を奪っていた法律です。終戦直後の昭和23年に施行され、わずか20年ほど前の平成8年まで存在していました。 この法律に基づいて遺伝性とされた疾患のほか、精神障害や知的障害がある人は、医師の診断と行政の審査を経て不妊手術を受けさせられました。その際、本人の同意は必要ないとされました。 これによって不妊手術を受けさせられた人は、確認できただけでも1万6000人以上に上っています。 最近、この法律が注目される出来事がありました。 ことし2月22日、日弁連=日本弁護士連合会が、優生保護法で行われた不妊手術はみずからの意思で出産や子育てを決めるという憲法で保障された権利を侵害していたと指摘し、国に対して謝罪や補償などを求める初めての意見書を出したのです。 「人権を無視した法律が本当にあったの
東京電力福島第一原子力発電所の事故で横浜市に自主避難してきた生徒がいじめを受けていた問題で、生徒が同級生におよそ150万円を払わされていた行為について、市の教育長がいじめと認定するのは難しいという考えを示したことに対し、生徒側の弁護士が発言を撤回するよう申し入れました。 これについて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長が今月20日の市議会で、「同級生らが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは難しい」と述べたことに対し、23日、生徒側の弁護士が発言の撤回などを求める申し入れを行いました。 申し入れでは「教育長の発言は、いじめ防止対策推進法の趣旨に反し、被害生徒を苦しめるものだ」などと非難しています。 横浜市教育委員会の伊東裕子担当部長は「保護者や生徒の気持ちを確認しながら、こちらの発言の趣旨を伝えて今後の対応を決めたい」と述べました。
天皇陛下の退位などを検討する政府の有識者会議は、退位を将来のすべての天皇を対象にする場合と、天皇陛下一代に限った場合のそれぞれについて、積極的な意見と課題を併記した論点整理を取りまとめ、公表しました。すべての天皇を対象とすることに多くの課題をあげ、一代限りの退位が望ましいとする立場をにじませる内容となっています。 論点整理では、天皇の負担軽減に向けた具体策を、現行制度下での対応と、制度改正による対応の2つに分けて取り上げていて、このうち制度改正の方法として、摂政の設置要件の拡大や退位などについて、「積極的に進めるべきとの意見」と「課題」を併記しています。 そして、摂政の設置要件の拡大については、積極的意見として、退位を回避できる点など3項目をあげる一方、課題として、摂政が長期化する可能性や権威の二重性など、7項目をあげています。 一方、退位の是非については、「円滑な皇位継承が行われる」とい
若い男女の切ない恋愛を描いたアニメーション映画「君の名は。」は、韓国でも今月初めに公開されてから観客動員数1位の座を守り続けるなど、日本映画としては記録的なヒットとなっています。 韓国政府傘下の映画振興委員会によりますと、「君の名は。」は公開初日から13日まで10日間続けて観客動員数1位の座を守り続けていて、韓国で公開された日本映画の中で最も多い動員数を記録した2004年のアニメーション映画「ハウルの動く城」の7日間連続を抜きました。 10日間の観客動員数はおよそ190万人で、「ハウルの動く城」より80万人近くも多く、累計でも「ハウルの動く城」を超える見通しとなっていて、韓国メディアは、「君の名は。」は韓国で公開された日本映画としては空前の大ヒットになる勢いだと伝えています。 ソウルの映画館で鑑賞した大学生らは「主人公の二人の対話がとてもおもしろかったです」とか、「音楽が最高によかったです
去年を代表する映画を選ぶキネマ旬報ベスト・テンが10日、発表され、日本映画の1位には片渕須直監督のアニメーション映画「この世界の片隅に」が選ばれました。アニメーション作品が1位になるのは、昭和63年の「となりのトトロ」以来、28年ぶりです。 日本映画や外国映画などのベスト・テンのほか、監督や俳優などに贈られる賞があり、このうち日本映画の1位には片渕須直監督のアニメーション映画「この世界の片隅に」が選ばれました。 この作品は、こうの史代さんの漫画が原作で、戦時中の広島や呉を舞台に厳しい生活の中でも明るさを忘れない主人公の女性の日常を描いた物語です。 アニメーション作品が1位に選ばれたのは、昭和63年の宮崎駿監督の「となりのトトロ」以来28年ぶりです。また、片渕監督はアニメーション作品の監督として初めて監督賞を受賞します。 日本映画の2位には、庵野秀明さんが総監督を務めた人気映画シリーズの最新
東京都は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を防ぐため、災害に備えて保管し、来月末で賞味期限が切れるクラッカー10万食分を、希望する個人や団体に無料で配布することになりました。 これについて都は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を防ぐため、来月末で賞味期限が切れるクラッカー10万食分を、希望する個人や団体に無料で配布することになりました。 個人向けには、1人5食分を限度に、9日千代田区で開かれるパラリンピック競技を体験するイベントで配布するほか、今月28日と来月4日には上野動物園で、来月5日には多摩動物公園で配ることなどを予定しています。 また、社会福祉法人や自治会など団体に対しては、350食分以上を引き取ることを条件に今月10日から16日まで都のホームページを通じて申し込みを受け付けて、都庁などで配布するほか、着払いで送ることも可能だということです。 都はこのほかにもアルフ
今月、スウェーデンの首都、ストックホルムで、東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんに、ことしのノーベル医学・生理学賞が贈られました。 日本中が3年連続となる日本人研究者の受賞に湧く一方、大隅さんは、受賞が決まってから一貫して、「日本の科学は空洞化する」と基礎科学の先行きに警鐘を鳴らし続けてきました。 順調に見える日本の科学の現場で、いったい何が起きているのでしょうか。 北欧にしては暖かい日が続いていた今月7日、ノーベル賞の授賞式を3日後に控え、大隅さんはストックホルムで記者会見に臨みました。 「若い世代は、結果をすごく早く求められる状況が強くなっている。好きなことがやれる科学の世界になってほしいというのが私の思いです」 その2か月前、ノーベル賞の受賞が決まった大隅さんのもとには、日本の科学研究のレベルの高さをたたえる祝福のメッセージが次々と届いていました。 「3年連続での日本人の受賞で
中教審=中央教育審議会は、4年後から順次実施される新たな学習指導要領で、小学5年生と6年生で英語を正式な教科に位置づけることや、高校では「世界史」を廃止して、近現代を中心に日本史と世界史をあわせた「歴史総合」を新たに設けることなどを松野文部科学大臣に答申しました。 答申によりますと、小学5年生と6年生で、グローバル化に対応するため、英語を正式な教科に位置づけるほか、ゲームや歌などを通じて英語に慣れ親しむための「外国語活動」を小学3年生から前倒しで始めることになります。 また高校では、新たな必修科目として、「世界史」を廃止して近現代を中心に日本史と世界史をあわせた「歴史総合」を設けるほか、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを踏まえ、社会に参画するのに必要な力を育てる「公共」の科目を導入するとしています。 このほか、子どもたちが主体的に学ぶことに重点を置いた「アクティブ・ラーニング」を
宇宙をテーマにした国内初のテーマパークとして26年前にオープンした北九州市の「スペースワールド」が、来年の12月末に閉園することになりました。 しかし、景気の低迷やレジャーの多様化で入場者は平成9年度の216万人をピークに減少傾向となり、平成17年には民事再生法の適用を申請しました。その後、リゾート施設の運営を手がける札幌市の「加森観光」が経営を引き継いだものの入場者数は伸び悩み、来年12月末で閉園することになりました。 閉園の方針は、地元の北九州市にすでに伝えられていたほか、運営会社のホームページでも16日、公表されました。スペースワールドをめぐっては先月、およそ5000匹の死んだ魚を氷に埋め込んで作ったスケートリンクが「命を粗末にしている」などと批判を受け、スケートリンクの営業を中止しています。 閉園を決めたことについて、加森観光は「担当者がいないのでコメントできない」としています。
雪の影響で10日、200便以上が欠航した北海道の新千歳空港では、足止めされた乗客およそ1000人がターミナルビルで一夜を過ごしています。 空港には、ホテルなどがとれなかった乗客、およそ1000人が足止めされ、ふだんは夜間は閉鎖されるターミナルビルが臨時で解放されました。乗客らは配られた毛布で体を温めながら、ロビーのベンチや床に座って一夜を過ごしています。 東京に帰る予定だった48歳の男性は「帰れると思っていたので、ホテルはとっていませんでした。疲れはとれないと思いますが、この辺で横になろうと思います」と話していました。
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