スイスの食品大手、ネスレは20日、キューバ産のコーヒーをおよそ半世紀ぶりに米国で販売すると発表した。昨年7月の米国とキューバの国交回復を受け、米政府が一部のコーヒーについて販売再開を認めた。ただ、現在も米国のキューバへの経済制裁は続いており、キューバ産品の輸入拡大ペースは緩やかなものになりそうだ。今秋から、高品質とされるアラビカ種のコーヒーを限定品として販売する。ネスレは今回販売を決めたコーヒ
インスタントコーヒー大手のネスレは7月23日、全日本コーヒー公正取引協議会など4つの業界団体を脱退すると発表した。ネスレの主力製品の表記を、業界が認めないとしたことが理由とされる。 問題となっていたのは、ネスレ社が使っていた「レギュラーソリュブルコーヒー」という表記。“ソリュブル”とは英語(soluble)で「溶ける」の意味。ネスレがこの表記を使って発売している『ネスカフェ ゴールドブレンド』などのシリーズは、コーヒーの作り方はインスタントコーヒーと同じで、カップに粉とお湯を注ぐだけ。 しかし、インスタントコーヒーがコーヒー抽出液を乾燥させて粉状にする製法をとっているのに対し、ネスレの「レギュラーソリュブルコーヒー」は粉砕した焙煎コーヒー豆をネスレ独自のコーヒー抽出液と混ぜ合わせて乾燥させる新製法で作られていたため、「もはやインスタントコーヒーではない」とネスレは宣言。表記からも「インスタ
ネスレ日本が2009年に発売したコーヒーマシン「ネスカフェ バリスタ」が2012年2月までに販売台数80万台を突破と気を吐いている。同社の戦略を勝手に分析してみよう。 それゆけ! カナモリさんとは? グロービスで受講生に愛のムチをふるうマーケティング講師、金森努氏が森羅万象を切るコラム。街歩きや膨大な数の雑誌、書籍などから発掘したニュースを、経営理論と豊富な引き出しでひも解き、人情と感性で味付けする。そんな“金森ワールド”をご堪能下さい。 ※本記事は、GLOBIS.JPにおいて、2012年4月20日に掲載されたものです。金森氏の最新の記事はGLOBIS.JPで読むことができます。 かつては「オトナの飲み物」として、全国の家庭どこにでもあったガラスびん入りのインスタントコーヒー。しかし少人数・単身世帯の増加に伴い個食化が進み、また、スターバックスコーヒーなどに代表される多様なバリエーションで
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