ユネスコ世界文化遺産の国内推薦を目指す百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の仁徳陵古墳など56基の古墳について、同じ高さの地点で結んだ「等高線図」のセットを堺など地元3市が計1千冊作り、販売を始めた。古墳研究者や歴史愛好家のほか市民にも古墳の理解と関心を深めてもらう狙いがある。 堺市は百舌鳥古墳群の29基の古墳を等高線図28枚で紹介する。国内最大の仁徳陵古墳は図面も大きく、2枚合わせて縦145センチ、横103センチになるものも。市によると高精度な仕上がりという。羽曳野、藤井寺両市は古市古墳群の応神陵古墳など27基を29枚で紹介。高速道路下にある古墳は図面に掲載していない。3市の予算は計約135万円。 いずれも2012年にヘリコプターからレーザーを発射して地表面を計測し、樹木や家屋を除去した処理をして地盤のみの情報にしたもので、これまでシンポジウムの資料などに使ってきた。今回の等高線図は古
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