[ニューヨーク 30日 ロイター] 米国歌「星条旗」の初版の楽譜や米国の歴代大統領の書簡などが、12月3日にニューヨークで競売にかけられることが明らかになった。競売元のクリスティーズが発表した。 1814年に作られた国歌の2ページの楽譜は、個人が所有する11部のうちの1つ。フランシス・スコット・キーが書いた歌詞が4番まで載っており、最高で30万ドル(約2500万円)の値が付くと予想されている。 文書を専門とするクリスティーズのクリス・クーバー氏は、楽譜のタイトルが急いで印刷されたために間違ったスペルになっていると説明。「この楽譜は年月を経て、米国の歴史と愛国心の象徴となった」と述べた。 そのほか、競売に出品される約600点には出版界の大物スティーブ・フォーブス氏のコレクションだった品も含まれており、1941年8月に当時のチャーチル英首相とフランクリン・ルーズベルト米大統領が大西洋憲章調印前