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成毛真に関するakakitのブックマーク (3)

  • 『グーグル秘録』文庫版解説 by 成毛眞 - HONZ

    1981年から2000年までマイクロソフトで働いていた私にとっては、まさにデジャヴでもみているかのような物語だ。いまをときめくグーグルも、いつかは普通の大企業になり、それにつれて一方的にパンチを浴び続けていたメディア業界や広告業界なども気を取り直して反撃に転じ、創業期のメンバーが次々と退職し、やがて若いパンチ力のある会社と新しいビジネスモデルの出現を目の前にして呆然と佇むであろうことを確信した。それはまさにAT&Tやマイクロソフトが辿ってきた道なのだ。 いやグーグルはAT&Tやマイクロソフトほど陳腐な会社ではなく、グーテンベルグの印刷術やライト兄弟の航空機に匹敵する革新を生み出し続けているから、衰退などありえない、と主張する読者もいるだろう。しかし、少なくともAT&Tのベル研究所がなければ、そもそもトランジスタは発明されてないのだし、マイクロソフトの貪欲さがなければ、パソコンの普及は遅れ、

    『グーグル秘録』文庫版解説 by 成毛眞 - HONZ
  • 『サリンとおはぎ』 - 成毛眞ブログ

    サリンとおはぎ ~扉は開くまで叩き続けろ 作者: さかはらあつし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/09メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (11件) を見る著者は44歳の男性、地下鉄サリン事件の後遺症と闘いながら、アカデミー賞受賞を夢見つつ、書を書いた。まずは帯をそのまま引用しよう。 「小学生の頃から勉強一筋。なのに高校をビリで卒業し、共通一次試験は150点。全国模試を受ければブービー賞。要するに子どもの頃からまったくイケてないぼくが、「扉を叩き続けて」四浪で京大に合格。電通に就職したものの、地下鉄サリン事件に巻き込まれて退社。それでも人生投げることなくMBAをゲットし、さらには夢のアカデミー賞でレッドカーペットの上を歩いてしまった!」 というのだが、じっさいにはもっと著者の人生は数奇な事件に彩られている。最初に入学し

    『サリンとおはぎ』 - 成毛眞ブログ
  • 『闘うプログラマー 新装版』 解説 - 成毛眞ブログ

    闘うプログラマー[新装版] 作者: G・パスカル・ザカリー,山岡洋一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/07/23メディア: 単行購入: 23人 クリック: 203回この商品を含むブログ (64件) を見る 《この原稿は書評ではありません。書に付属している解説です。》 マイクロソフトはベルビューなどシアトル近郊で賃貸ビルを転々としたあと、1986年、レッドモンドに現在の拠地を構えた。当初のキャンパスは2階建ての建物を4棟建てただけのこじんまりとしたものだった。ビルディング2はそのうちの1棟である。内部は銃の撃ち合いに備え、短くて何重にも折れ曲がった廊下を作った古いリッツカールトンホテルのように複雑な構造になっていた。書はそのビルディング2のなかで1988年から1994年まで行われたプログラマーたちの闘いを記録したものだ。 とはいっても、書は海の向こうの遠い昔の話では

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