「おかやまの歌舞伎」 副題:備中宮内芝居を中心に の本がやっと出来上がり八月末に発刊の運びとなりました。 この本の著者は「おかやま・歌舞伎・観る会の代表をされている、赤木慎平氏 彼は、私の、高校時代の国語の先生でもあります。 繊細なカバー絵は、いま習っている日本画の先生である西崎節子先生の作。 そして、私たち「おかやま・歌舞伎・観る会」の面々が、微力ながら、フィールドワークで新たな発見をしたり、図書館での資料集めなどのお手伝いをして、全員本の中に名前を載せていただいております。 赤木氏は、途中、体調を崩されながらも、持ち前の粘りで、宮内芝居を中心に、備前・備中・美作に繰り広げられた歌舞伎の姿をたどり、掘り起こし、歴史的に価値ある一冊にまとめあげられています。 また、歌舞伎好きには、読み物としても、面白いエピソードが随所にあり、素人にも読みやすいものになっております。 宮島、金比羅歌舞伎とな
紹介 安芸の宮島、讃岐の金毘羅と並び 江戸時代から知られていた備中の宮内。 明治の始め、その伝統が絶えてしまった… 宮内芝居を中心に、備前・備中・美作に繰り広げられた歌舞伎の姿をたどる労作 目次 目次 発刊にあたって はじめに 第一章 初期歌舞伎の時代相と岡山藩の風俗対策 一 初期歌舞伎の時代相 二 岡山藩の風俗対策 第二章 西国の芝居どころ宮島・金毘羅・宮内 一 小説で世に知られた西国の芝居どころ 二 宮島・金毘羅・宮内の芝居興行のあらまし 第三章 江戸初・中期の宮内芝居とおかやま各地の芝居禁止 一 宮内を訪れた役者たち 二 おかやま各地の芝居禁止 第四章 江戸後期の宮内芝居をめぐって 一 宮内芝居と略図・見立て番付 二 宮内への旅芝居―『手前味噌』にみる 三 江戸後期の宮内芝居 第五章 江戸後期おかやま各地の芝居 一 御後園での座敷歌舞伎―もう一つの宮内芝居 二 備前での芝居―お目こぼ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く