ロンドンの街角に、画面を外すとタブレット端末としても使えるパソコンの広告があった。もはや、パソコンとかモバイルなどと機器を区別する必要はないのだろうか。そんな機器群に、映画も小説もテレビ番組も、デジタルに処理され区別なく配信される。 境界のないデジタル機器を流転するコンテンツ この広告を見て思い浮かべたのは、2万店の家電店網を水道に見立て、テレビや冷蔵庫を蛇口から水が流れ出るように社会に供給する松下幸之助の「水道哲学」だ。 20代の頃、家電の地域販売会社(販社)の合展と呼ばれる内覧会にお邪魔しては、WOWOW契約を販売していた。地域のパパママショップとメーカー販社が一体となる現場は、売るというより商品を流すという感じだったか。 30年前大量生産される電化製品に使われた水のメタファーは、現在のデジタルコンテンツにもあてはまるだろうか。水のように流転するコンテンツを家電網のようにビジネス化する
YMOの楽曲、およびYMOメンバーによる関連楽曲をさまざまなアーティストがウクレレでカバーするコンピ「ウクレレ・YMOとその周辺」が9月7日に発売される。 このアルバムはウクレレ専門フリーマガジン「Rolling Coconuts」が制作・監修したもの。「ライディーン」「テクノポリス」「君に、胸キュン。」などのYMO楽曲や、坂本龍一による映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」、坂本龍一&忌野清志郎の「い・け・な・いルージュマジック」、細野晴臣が作曲を手がけた「ハイスクールララバイ」「風の谷のナウシカ」などがウクレレ演奏で新たに生まれ変わっている。 参加アーティストは栗コーダーカルテット、はじめにきよし、バンバンバザール、ウサギとクマのぬいぐるみによるウクレレデュオ・U900、the Indigoの田岡美樹と韓国のユニット・ウクレレピクニックとの
欧米ではすっかりメジャーになったAmazonの電子書籍端末「Kindle」。ビブリオマニア兼ガジェットマニアには垂涎の製品だが、これをハックすることで日本語入力やネット閲覧まで可能になるという。いい年した大人の「夏休みの自由研究」を見よ! きんどるちゃんと怪しいハッカーのおはなし 2010年11月、国際送料をケチってアメリカ出張中に購入したAmazon Kindle3。Linuxで動いていることは事前の情報で知っており、帰国後すぐに中身をいじり始めました。 Amazon Kindleは、無料の3Gネットワークを通して世界中で書籍を購読できる、世界シェアNo.1(2010年の出荷台数)の電子書籍端末。 物理キーボードは付いているけれども、「読む」ための端末なので、文章のコピー&ペーストや本格的にノートをとることはできません。もちろん日本語入力などできません。でもちょっと待ってくれ。文字を書き
何かのやり方や、問題の解決方法をどんどんメモするブログ。そんな大学院生の活動「キャッシュ」に誰かがヒットしてくれることを祈って。 特に探すつもりはなかったけど、技術書を無料で読めるサイトに複数遭遇したので、出会った分だけでもとまとめてみた。無料で読めるサイトと言っても、基本的には無料公開されているページへのリンク集という形。 O'REILLY Open Books http://oreilly.com/openbook/ リンク先の右にあるリンクの書籍が無料。左のジャンル分けは通常の書籍一覧なので注意。他のサイトに比べるとだいぶ少ない。 O'REILLY Open Feedback Publishing System (OFPS) http://ofps.oreilly.com/ 出版前の書籍を公開して、フィードバックを受け付けるというサイト。作りかけの本も存在するが、最新の内容が読めると
反体制派が勝利し、政権の座から引きずり降ろされたリビアのカダフィ大佐。その行方は依然として不明だが、大佐の隠し財産の中に、何とも珍しいカーコレクションが見つかり話題となっている。 これはイタリアのメディア、『corriere.it』が報じたもの。同メディアによると、反政府部隊が首都トリポリのカダフィ大佐の邸宅に突入したところ、フィアット『500』をベースにしたカスタムEVを発見したという。 このフィアット500、イタリア・ミラノに拠点を置くカロッツェリア、カスターニャが改造を担当。フィアット500のサイドドアやルーフ、リアゲートを大胆にカットし、ビーチバギー風モデルに仕立てた。 また、大佐のフィアット500は、EVバージョンという点にも注目。最大出力46psのモーターを搭載し、最高速は160km/h。1回の充電で、最大260kmを走行できる性能を備えている。 発見されたこの500、ボディカ
2気筒となったことでエンジン長が抑えられ、横置きFFでもエンジンルームにはスペース面での余裕が生まれたフィアット『500ツインエア』。FPT社では、純粋なガソリンエンジン車だけでなく、モーターを追加したハイブリッド車も開発を続けていると言う。 それはデュアルドライクラッチを採用したAMTと組み合わされたストロングハイブリッドで、現在のツインエアと比べCO2排出量を20%も削減できるそうだ。 生産技術部門ガソリンエンジン担当チーフエンジニアのヴィットリオ・ドリア氏によれば、「すでにNA版ツインエアの65psバージョンに20kWのモーターを組み合わせた試作車は完成しており、様々なテストを続けている状態です」とのこと。 しかし、同社はEVやハイブリッドの本格普及にはまだ慎重な見方をしており、欧州ではハイブリッド化によるコスト増をユーザーが受け入れてくれるようになるには、まだ時間がかかると予測して
注意!画像が多いです。 えーと、完璧に時期を外していますが、今更なんですが、日本対北朝鮮のレビューを行います。正直、出遅れました。もっと早くやろうと思ってたんですよ。でもね。真面目に分析記事上げようと思ったら、やっぱ時間かかるんですよコレが。てか、一国の代表の話をしようとすると、どうしても時間がかかるもんです。やっぱねぇ、代表は特別ですしねぇ。 というわけで、レビューの本番に入ろうと思います。 まず最初に双方のフォーメーションとマッチアップ というわけで、まず最初に、双方のフォーメーションとマッチアップから。図を載せときますが、こんな感じです。日本はいつもの4231。本田と長友が怪我でいないので、トップ下には柏木、左SBには駒野が入っています。 一方で、北朝鮮なんですが、これが微妙によくわからないフォーメーション。442なんだか、4411なんだか、4141なんだかよくわからない。 なんでか
一部のモバイルプラットフォームが市場から姿を消す一方で、それを超える数の新規参入者が登場している。2012年に向けて発表された新たなモバイルプラットフォームはこれまでにないほど多い。下図は私が思い出せるプラットフォームのライフスパン(寿命)を示したものである。 アマゾン(Amazon)によるこの市場への参入はまだ正式発表されてはいないが、その具体的な詳細から判断すると、十分信じるに足るものに思える。またアマゾンに関するスクープの翌日には、今度は中国のバイドゥ(Baidu)が「Yi」プラットフォームを発表した。世界で6番目にアクセスが多いウェブサイトを擁するバイドゥは、決して無視できる存在ではなく、またグーグル(Google)同様に独自のモバイルプラットフォームを持つことは同社にとって大いに意味がある。 アリババ(Alibaba)の「Aliyun」は、アマゾンのそれと同様にeコマースとオンラ
弘法ゼメキスも筆を誤る写真:AP/アフロ [映画.com ニュース] 2011年上半期に全米公開された作品のなかで、期待外れに終わったアメリカ映画10本を、ハリウッド・レポーター紙が公表した。 興行成績を製作費と照らし合わせたところ、最も残念な結果に終わった作品はロバート・ゼメキスがプロデューサーを務めたCGアニメ「少年マイロの火星冒険記 3D」。製作に1億5000万ドル以上を費やしたにもかかわらず、世界興収がわずか3900万ドルに終わっている。 また、ポール・ベタニー主演のSFホラー「プリースト」も製作費6000万ドルに対し世界興収4600万ドル、ジョディ・フォスターの監督第3作「The Beaver」に至っては、製作費2000万ドルに対し全米興収100万ドル以下といずれも撃沈。また、ザック・スナイダー監督の「エンジェル ウォーズ」(製作費8200万ドルに対し世界興収8980万ドル)や、
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