アニメ映画「君の名は。」が幅広い世代で評価されている。ネットでは「新海誠作品の最高傑作」「日本のアニメ映画を背負う“ポスト宮崎駿”」などの称賛がやまない。観客のハートをつかんで離さないこの作品の秘密はどこにあるのか? テレビドラマ「月9」やJ-POP音楽など、若者のポップカルチャー研究で知られる早稲田大学講師、柿谷浩一さんに、「没入感」をキーワードに解説してもらった。 劇場を飛び越えた「文化的事件」 新海誠監督の長編アニメ「君の名は。」が大ヒットを飛ばしている。人気ぶりは劇場にとどまらない。レンタルビデオショップでは過去の新海作品の貸し出しが止まらず、書店では監督書き下ろしの原作小説が売り切れるほどだ。もはや社会現象のレベルを超え、文化的な「事件」である。 インターネット上には作品のレビューがあふれ、新聞・雑誌は様々な角度から作品解説を試みている。圧倒的な映像美、巧みなストーリー運び、作品
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く