「絶対彼女」は12月11日にリリースされた最新アルバム「絶対少女」の1曲目を飾る楽曲。ビデオクリップは大森が初監督に挑戦したドキュメンタリー短編映画「非少女犯行声明」の映像を編集し直したもので、彼女にとって激動の時期となった2011年10月から2013年12月にかけてのさまざまな場面での自身の表情が切り取られている。 ■大森靖子『絶対彼女』Music Video
1stアルバム「WORLD RECORD」で描いた架空の街から、2ndアルバム「My Lost City」の海の世界へ。現代のエキゾポップとともに冒険を続けてきた3人組バンド、cero。前作から1年2カ月ぶりとなる初のシングル「Yellow Magus」はメンバーが傾倒するブラックミュージックのマジックと歌詞で描く砂漠の世界を新たなフロンティアに、奇想天外なサウンドアドベンチャーへと乗り出した驚きの1枚だ。 2014年を目前に控え、新たな音楽の扉を開けた彼らの心境とは果たして。ナタリー初のインタビューとなる今回は、ソングライティングを手がける高城晶平(Vo, Flute, G)と荒内佑(Key, B, Cho)に話を聞いた。 取材・文 / 小野田雄 インタビュー撮影 / 笹森健一 ceroは何度も何度も別モノに変化してきたグループ ──今回、完成した初のシングル「Yellow Magus」
本作は、一発録りした即興演奏をダブミックスして作られた作品で、使われている楽器はドラムとベースのみ。ドラムの演奏とダブミックスをRIOW ARAI、ベースの演奏をキャプテンミライが担当しており、RIOW ARAI自身も“オリジナルソロアルバムの流れとは異なる、スピンオフアルバム”と位置づけるほどコンセプチャルな内容にまとめ上げられている。 収録されるのはレゲエをはじめ、ジャーマンロックやクラウトロック、ニューウェイブ、ポストパンクなどを意識した計9トラックの多彩なビートで、メロディレスな無骨なサウンドから、アンビエントやアブストラクトに通じる雰囲気を味わえる。 本作は年内のみ900円で全曲ダウンロードでき、単曲での購入も可能。年明けからはAmazon MP3とototoyでの配信も開始される。 RIOW ARAI「Drum Dub Delay」収録曲 01. Drum Dub Delay(
明日12月11日に発売される大森靖子のニューアルバム「絶対少女」から、リードトラックとなる新曲「ミッドナイト清純異性交遊」のビデオクリップがPINK RECORDSのYouTube公式チャンネルで公開された。 「ミッドナイト清純異性交遊」は道重さゆみ(モーニング娘。)へのリスペクトを込めて作られたナンバー。同曲は11月に発売された大森靖子と来来来チームのアルバム「ポイドル」にも収録されていたが、来来来チームとのコラボでのオルタナロック風アレンジとは異なり、ソロバージョンはカーネーションの直枝政広がプロデュースによりエレポップに仕上げられている。 公開されたPVは、大森の大ファンだと公言している橋本愛と、大森が絶賛する蒼波純の2人がキャスティングされたドラマ風の映像。設定ははっきりと明示されていないが、「何かしらの関係」を持ったこの2人の物語が大森の歌唱シーンとともに展開される。なお蒼波は今
竹村は2007年に未発表トラック集「kobito no kuni(unreleased tracks~1999)」、2012年にツジコノリコとのコラボアルバム「EAST FACING BALCONY」を発表しているが、本作は個人名義のオリジナルアルバムとしては2002年に日米で発表された「10th」以来、実に12年ぶりの新作となる。 今作のタイトルは「時間」「期間」を意味するドイツ語。このタイトルには、おびただしい情報の波に飲まれて画一化してしまうことを避けるため、あえて彼が沈黙と孤立を選択してきた「期間」、そして竹村自身がアートワークのために描いたイラストのように「時計を前に何かを待つ」様子という、二重の意味が込められている。 このアルバムは異なる時期にさまざまな目的で制作された楽曲から構成。2013年3月のベルリンHKW主催フェスティバルで発表された5人の演奏家と映像による作品「内面化
10月に発表されたアルバム「LEVEL3」にまだまだ多くの人々が興奮冷めやらぬ中、早くもPerfumeがニューシングル「Sweet Refrain」をリリースした。今回のシングルは長澤まさみ主演のテレビ朝日系ドラマ「都市伝説の女」の主題歌として話題のポップチューン。キュートなカップリング「恋は前傾姿勢」とともに、クールな印象の「LEVEL3」とはまったく違う表情を見せている。 今回の特集では「Sweet Refrain」「恋は前傾姿勢」についてのエピソードを3人にインタビュー。振れ幅のある楽曲を短期間にリリースしながらも軸がブレない理由などを語ってもらった。 取材・文 / 橋本尚平 メンバーそれぞれの休日の過ごし方 ──まだアルバムが発売されて間もないのに、ずいぶんリリースのペースが短いですよね。こんなに早く新作のインタビューができるとは思いませんでした。 あ~ちゃん よく会いますね♪(笑
竹内まりやが他のアーティストへ提供した楽曲の、オリジナル歌手による音源を一堂に集めた2枚組コンピレーションアルバム「Mariya's Songbook」がリリースされる。今作には、約30年にわたって書かれた多くの提供曲の中から本人が厳選した30曲を収録。さらに初回限定盤ではボーナストラックとして4曲の“Mariya's Demo”も堪能できる。リスナーはこの作品で、改めて竹内まりや作品の魅力を発見することになるだろう。 今回の特集では、邦洋問わず音楽好きとして知られ、特に80年代アイドルに造詣の深いクリス松村とまりやの対談が実現。意義深いトピックを交えながら、2人の楽しいおしゃべりは途切れることなく盛り上がり続けた。 取材・文 / 鳴田麻未 撮影 / 平岩享 “ネタ”がやれることの面白さを味わってきた 竹内 クリスさんは今年の達郎のツアーパンフレットで達郎とも対談していただいて、ありがとう
この映画は11月にイタリア・ローマで開催された「第8回ローマ国際映画祭」のインターナショナル・コンペティション部門にて最優秀監督賞、最優秀技術貢献賞を獲得し、日本作品初の受賞ということで話題になった作品。黒沢清がキャリア初となる海外ロケを行い、ロシアの壮大な大地を舞台に不穏で謎に満ちたストーリーを描いている。 前田敦子は「もう一度彼に会いたい。」という強く純粋な思いのもと、いかなる危険に足を踏み込むこともいとわず、1人の男を追い求めるミステリアスな主人公・秋子を熱演。彼女は劇中でロシア語にも挑戦している。 また3月5日に前田敦子のニューシングル「セブンスコード」が発売されることも決定した。今作はType-A、劇場公開記念特別盤、Type-Cの3種類の仕様が用意され、カップリングには全タイプ共通の楽曲とタイプごとに異なる楽曲を収録。Type-Aには「セブンスコード」のビデオクリップ、劇場公開
鈴木祥子が明日11月15日にアルバム「Merry Christmas From BEARFOREST RECORDS ~ベアフォレストのクリスマス~ Standard Edition」とカバーシングル「星影のワルツ」を同時リリースする。 「Merry Christmas From BEARFOREST RECORDS ~ベアフォレストのクリスマス~ Standard Edition」は2012年にCDとソノシートの2枚組で限定販売されたクリスマスアルバムの通常盤。アナログレコーディングで制作されたカバー曲や自作曲のセルフカバーに加え、2012年9月に東京・SARAVAH東京で実施されたライブの音源など全11曲が収められる。 カバーシングルは2012年12月にSARAVAH東京で行われたクリスマスライブの会場限定で発売されたもの。「日本の美しいメロディを鈴木祥子の解釈で伝えてゆく」をテーマに
× 78 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 31 18 13 シェア このアルバムは2012年の冬にライブ会場と通販限定で販売されたクリスマスソング集。すでに完売していた同作を全国流通盤として再発売する。収録されるのは「jingle bells」や「amazing grace」など誰もが聴いたことのあるスタンダードナンバー全12曲。アレンジや演奏、歌、コーラス、録音とミックス、さらにマスタリングまでの全工程を山田自身が手がけている。YouTubeではこのアルバムのダイジェストムービーが公開中。 なお山田は12月7日と8日に東京・恵比寿天窓.switchで「夜の科学 vol.43~今日までそして明日から」と題したイベントを行う。7日は「夜の科学オーケストラ」を従えた特別編成のステージを、8日は新曲を交えた弾き語りワンマンライブを
自身の音楽活動10周年を記念したクリスマスアルバム「chime」を制作するべく、その費用をクラウドファンディングにて募集するプロジェクトを行っていた湯川。募金はCAMPFIREにて12月9日まで受け付けているが、目標金額として定めていた100万円の支援を達成し、晴れてアルバムの発売が決定した。 「chime」は「きよしこの夜」をはじめとするクリスマスキャロルや「Little Drummer Boy」などのクリスマス定番曲に書き下ろし曲を加えた計10曲を収録予定で、演奏には湯川のほか徳澤青弦、ticomoon、菅沼雄太といったミュージシャンが参加する。販売は湯川が冬の間に行うライブの会場およびWEBショップ限定で行われ、12月25日に東京・北とぴあプラネタリウムで開催されるコンサート「クリスマスプラネタリウムライブ chime」の会場にて販売がスタートする。 湯川潮音「chime」収録曲 0
荒々しくダイナミックなギターサウンドで、日本のロック黎明期から音楽シーンに深い爪痕を残し続けるリビングレジェンド、外道。彼らが約10年ぶりとなるスタジオアルバム「魂の叫び」を完成させた。今作は書き下ろしの新曲に加えて、過去の名曲のセルフカバーも多数収録。中でも一番の代表曲である「香り」が、発表から40年近く経って初めて外道名義でスタジオレコーディングされたことでも話題を呼んでいる。 今回ナタリーではバンドの中心人物である加納秀人(Vo, G)にインタビューを敢行。外道の熱狂をリアルタイムで体験していない若い音楽ファンにその魅力を伝えるべく、改めてこれまでの活動を振り返ってもらった。 取材・文 / 橋本尚平 撮影 / 小坂茂雄 ギターを弾きながらマラソンの練習をする日々 ──加納さんがロックを志したきっかけは? もともとあまり音楽が好きじゃなかったというか、興味がなかったんです。僕は体育会系
「Neu」は10月2日に発売されたミニアルバム「色彩」に収録された楽曲で、12月4日にはアナログ7inchとしてシングルカットされる。なお11月6日よりスタートする東名阪ツアー「Polaris Tour 2013 “色彩”」の会場ではアナログ盤の先行発売が予定されているので、足を運ぶ人はひと足早く入手しておこう。 Polaris Tour 2013 “色彩” 2013年11月6日(水)大阪府心斎橋Music Club JANUS 2013年11月7日(木)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO 2013年11月13日(水)東京都 LIQUIDROOM ebisu ■Polaris/ 「Neu」MV
CAPSULEがニューアルバム「CAPS LOCK」をリリースした。所属レーベルをunBORDEに移しての第1弾となる本作は、これまで以上に中田ヤスタカが自身の趣味性を強く打ち出し、斬新かつ心地よいサウンドを詰めこんだ意欲作となった。 今や日本を代表する音楽家として活躍を続ける中田ヤスタカが、マーケットのニーズから離れ、これほどディープなアルバムを作った理由とは? プロデュース楽曲についての話題も交えながら、CAPSULEというユニットの存在意義について中田ヤスタカ本人に話を聞いた。 取材・文 / 大山卓也 作品を作るスタイルに関しては変わらないんで、まだわかんないですね。どこのレーベルから出るかを意識して作ってるわけでもないですし。 ──unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパンというワールドワイドなレーベルに移って世界展開の可能性も広がりましたが。 いや、僕自身は特別に海外のこ
Perfumeの新曲「Sweet Refrain」がエンディングテーマとして使用されている、10月11日(金)からスタートしたテレビ朝日系ドラマ「都市伝説の女」。このエンドロールで、ドラマに出演している長澤まさみ、溝端淳平、竹中直人がPerfumeとともにダンスをすることが明らかになった。 この企画はPerfumeファンである長澤からの提案がきっかけで実現したもので、長澤自身も「物は試しに……と思って提案したら、本当に実現するなんて!」とビックリ。長澤、溝端、竹中の3人はPerfumeの振付師であるMIKIKOから直々にダンスの指導を受け、MIKIKOのダンス映像が録画されたDVDを観ながら本番当日まで個別練習を繰り返した。 さらに3人は、本番直前にはPerfume本人からも直接指導を受けることに。ドラマ出演陣がスタジオでダンスを披露すると、Perfumeはその完成度の高さを「すごい! 完
カーネーションの結成30周年を記念したトリビュートアルバム「なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?」が、12月18日にリリースされることが明らかになった。 今作のプロジェクトは、澤部渡(スカート)と佐藤優介(カメラ=万年筆)の2人が発起人となって始動。大森靖子、岡村靖幸、カメラ=万年筆、失敗しない生き方、シャムキャッツ、スカート、曽我部恵一、Babi、ブラウンノーズ&梅津和時、ミツメ、森高千里といったバラエティに富んだ面々が、カーネーションの新旧の楽曲をカバーしている。 さらにトリビュート盤の発売を記念して、カーネーションが東名阪ツアーを開催することも決定した。ツアーは12月7日に大阪・umeda AKASO、8日に愛知・名古屋TOKUZO、14日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて行われ、全公演にスカートがゲストアクトとして帯同する。また各会場では「なんできみはぼくよりぼくのこと
昨年のレコード会社移籍をきっかけに、海外での本格的な活動をスタートさせたPerfume。彼女たちはその後アジアとヨーロッパでワンマンツアーを成功させ、カンヌの広告祭にて圧倒的なパフォーマンスを披露するなど、世界進出という大きな夢を着実に実現させつつある。 10月2日に発売されたレーベル移籍後初のオリジナルアルバム「LEVEL3」は、彼女たちが世界へと羽ばたいてからの約2年間の活動を刻み込んだ1枚。これまでにないほどフロア仕様なダンストラックが多くを占める内容でありながら、どの曲もPerfumeが歌う必然性を明確に感じさせる。これはまさに海外進出を経て成長した、今の彼女たちだからこそ作ることができた作品だ。 今回のインタビューではアルバム「LEVEL3」に込められた思いや、12月に東京ドームと大阪・京セラドーム大阪で開催される4DAYSライブへの意気込みなどについて、メンバー3人に話を聞いた
「青葉市子 コーネリアス」名義で発表される「外は戦場だよ」は、作詞を坂本慎太郎が、作曲および編曲を小山田が担当。坂本と小山田は「攻殻機動隊ARISE」第1話「border:1 Ghost Pain」のエンディングテーマ「じぶんがいない」でもタッグを組んでおり、同曲はsalyu×salyuが歌唱を務めた。 また今回の発表と同時に、Corneliusが手がけた「攻殻機動隊ARISE」のサウンドトラックアルバムが、11月27日にリリースされることも決定。アルバムにはシリーズのオープニングテーマ「GHOST IN THE SHELL ARISE」や、「じぶんがいない」「外は戦場だよ」など全19曲が収められる。
ナタリー 音楽 特集・インタビュー 40mP 40mPベストアルバム「少年と魔法のロボット VOCALOID BEST, NEW RECORDINGS」インタビュー 2013年9月20日 40mPがボーカロイド曲をリメイクしたベストアルバム「少年と魔法のロボット VOCALOID BEST, NEW RECORDINGS」をリリースした。今作は彼がこの5年間にニコニコ動画で発表してきた楽曲の数々をブラスやストリングスを含む生楽器アレンジでリメイクしたもので、演奏は彼が監修するホールコンサート「虹色オーケストラ」のメンバーを含む総勢12名が担当。NHK「みんなのうた」のオンエア曲に選ばれた話題の楽曲「少年と魔法のロボット」や書き下ろしの新曲3曲も収められ、ベストアルバムでありながら彼の最新のモードを全面に押し出した意欲作となっている。 今回の特集では40mPに、ボカロ曲としては「みんなのうた
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