「地味補強」徳島はJ1でいかに戦うか 拡大 ウワサされていたほどの大型補強はなかった。J1に昇格した徳島が15日に新加入選手会見を行い、6人の新メンバーがお披露目された。そこには大物外国人や日本代表を経験しているような有名選手はおらず、四国で初めてJ1の舞台に上がる高揚感に比べれば、やや地味な印象の会見となった。 特徴といえば「若さ」だ。 6人の平均年齢は21・5歳。柏のMFレアンドロ・ドミンゲスの弟・クレイトンの25歳が最年長。広島に移籍したMF柴崎の穴を埋めるべく浦和から獲得したボランチのMF小島秀仁が21歳。C大阪から獲得したサイドプレーヤー・小暮大器は19歳。それほど実績はなくても、若い年代で代表入りするなど将来を期待されるメンバーが加わった。 小林伸二監督は、若手中心となった補強の意図を、力を込めて説明した。 「J1では相手にボールをキープされる時間が長くなる。辛抱強く守らなけれ