社会問題をテーマにしたゲーム、いわゆる「シリアスゲーム」が世界的に広がりを見せている。教育分野でのゲーム活用を研究する東大大学院情報学環の藤本徹特任助教に、シリアスゲームの可能性について聞いた。――「シリアスゲーム」とはどんなものですか。社会問題や学術研究などエンターテインメントではない題材を扱うゲームのことだ。環境や人権、戦争、エネルギー、貧困、教育、医療など、取り上げる題材は幅広い。ここ1
今、ゲーム開発といえば“ソーシャル”が全盛だが、欧米では10年ほど前から、主に教育や医療の分野向けに「シリアスゲーム」の開発とリリースがにわかに注目を集めている。 一般的なゲームがエンターテインメント性を追求しているのに対して、シリアスゲームは学習に向かうためのきっかけづくりや、生活習慣の改善に役立つことなどを目的としているのが大きな違い。 また、ゲーム開発の意義としても、直接・間接的に社会貢献へ結び付くという点が特徴である。 電子工作コンテストで2冠獲得の『Food Practice Shooter』 『エンジニアtype』が毎年協賛している『電子工作コンテスト2012』で、子どもの偏食を治すきっかけづくりを目的とする体験型の食育シリアスゲーム『Food Practice Shooter』(以下、FPS)を出品。見事、「エンジニアtype賞」と「横浜中華街三国志賞」を受賞したのが、神奈川
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