自称長期投資家で、企業のビジネスモデルを分析し、将来性を見極め、投資を行っていくことを目標にしている以上は、分析結果をきちんと文章にまとめる力も高めていく必要があると考えています。そこで、数千ある上場企業の中でも優れていると感じた企業について、優れていると考える理由を踏まえながら紹介していきます。また、最後には業績予想と、それに基づく目標株価を設定します。 第一弾は、ジャスダック上場の<4686>ジャストシステムを取り上げたいと思います。 ○高いブランド力と根強い人気 「一太郎」「ホームページビルダー」「ATOK」のような高いブランド力のある商品を持ち、なおかつそれぞれの分野で高いシェアを誇っています。 「一太郎」は、個人向けとしては「Word」に押されて存在感が薄くなってしまいましたが、官公庁においては依然として高い支持を集めているようです。 また、「ホームページビルダー」はホームページ
一太郎やATOKで有名なジャストシステム(4686)の 株価が2倍になったのはナゼ? ジャストシステム(4686)の業績が堅調です。株価はこの数ヶ月で2倍以上に。その理由とは何か?決算書から読みといてみましょう。 過去の大赤字から復活後も 1株価値に比べて超割安水準にあった ジャストシステムという会社、知っていますか?この会社を知らなくても「一太郎」ならご存知でしょう。ジャストシステムは一太郎などのソフトを開発・販売している会社です。他には、私も利用しています「ATOK」(日本語の変換ソフト)や、「ホームページビルダー」なども開発・販売しています。ジャスダックに上場しており、売上高は129億円(2012年3月期)と小規模です。 実は、このジャストシステム。過去、大きな赤字を連続して出してきました。 2007年3月期、30億円の営業赤字。 2008年3月期、39億円の営業赤字。 2009年3
ワープロソフトや日本語入力システムで知られる『ジャストシステム』(ジャスダック・4686)の株価が噴き上げている。 相場全体が上昇に転換したのは11月14日、野田佳彦首相から衆院解散発言が飛び出した日。以来、ほとんどの銘柄が上昇しており、日経平均ではこの間に12%ほど上昇した。そしてジャストシステムはこの期間に99%の上昇と、全銘柄の中でも際立った上昇率となっている(13日時点)。 徳島に本社を置く同社は、1979年の創業でIT企業としては古株にあたる。同社株が上場来最高値を出したのは2005年末。瞬時であったが、最高4190円まで舞い上がった。 しかし、この時は相場の地合いが良すぎたためと思われ、当時の同社売り上げは伸び悩み、ほとんどの期で営業赤字が続いていた。以後、同社株価はリーマン・ショック直後に93円まで大暴落した。当時の業績は直近12期中、11期が営業赤字と散々だった。 同社が一
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2009/04/03 ジャストシステムは4月3日、計測機器大手のキーエンスと資本・業務提携を結ぶと発表した。キーエンスを割当先とする第三者割当の新株式発行を行い、約45億円を調達する。新株式が発行されるのは4月20日で、発行後のキーエンスの持株比率は43.96%の見込み。ジャストシステムはキーエンスの持分法適用関連会社となる。 ジャストシステムは2006年3月期から3期連続の連結営業赤字で、2008年3月期は約47億円の最終赤字だった。同日に下方修正を発表した2009年3月期の連結最終損益は19億円の赤字を見込んでいる。 同社は同日の発表文で「今後当社の収益状況が直ちに回復することは困難であり、一方当該状況では金融機関からの新たな借り入れも難しいものと考えられ、こうした場合当社の資金繰りが厳しくなり、事業継続に支障を来す恐れもあると考えております」と説明している。キーエンスに救済を求め、財
日本語ワードプロセッサソフト「一太郎」や日本語変換ソフト「ATOK」で有名なあのジャストシステムが、株式会社キーエンスと資本・業務提携を締結したとのこと。ジャストシステムは第三者割当による新株を発行し、これをキーエンスが約45億円で引き受ける形になるそうです。つまり、キーエンスはジャストシステム株の43.96%を持つ筆頭株主になり、ジャストシステムは事実上、キーエンスの傘下になるようです。 どういう経緯でこんな事になってしまったのか、45億円の使い道はどうするのか、業務提携の内容はどうなっているのか、などの詳細は以下から。 JustSystems | 資本・業務提携についてのお知らせ [PDFファイル]「資本・業務提携及び第三者割当による新株式発行に関するお知らせ」を開示しました 今回の提携に至るまでの一応の経緯や、得た資金を何に使うかというのは上記PDFファイル内に詳しく書かれています。
ジャストシステム(徳島市)は3日、計測機器製造販売キーエンスを相手先に約45億円の第三者割当増資を実施し、キーエンスの傘下に入ると発表した。キーエンスはジャストシステムの発行済み株式の44%を持つ筆頭株主となる。 ジャストシステムは「一太郎」「ATOK」などのソフトウエア事業は堅調だが法人向け文書作成システム販売が低迷、09年3月期も4期連続最終(当期)赤字を見込む。このため昨年以降、業務提携交渉を進めていたキーエンスの支援を仰ぐことにした。 キーエンスはジャストシステムに取締役3人、監査役1人を派遣する。ジャストシステムの浮川和宣社長は留任し、キーエンスは「子会社化は目指さない」としている。【岩崎誠】
ワープロソフト「一太郎」などを販売するジャストシステム(徳島市)は三日、計測機器大手のキーエンス(大阪市)と資本・業務提携すると発表した。ジャスト社はキーエンスを引受先とする第三者割当増資を行い、約四十五億円を調達。運転資金やマーケティング費、債務の返済資金に充てる。キーエンスはジャスト社の発行済み株式の43・96%を保有する筆頭株主になる。 増資は二十日に実施。現時点の発行済み株式総数の78%に相当する新株二千八百二十三万四千三百株を一株百六十円で発行する。ジャスト社はキーエンスの持ち分適用会社となり、創業者で現在筆頭株主の浮川和宣社長は第二位株主となる。提携後、キーエンスから取締役三人と監査役一人が派遣されるが、浮川社長ら現経営陣は続投する。 両社によると、ジャスト社のソフトウエア技術開発力を評価したキーエンスが提携を打診。資金繰りが悪化し、財務基盤強化が急務だったジャスト社が
ジャストシステムは4月3日、FA関連メーカーのキーエンスと資本・業務提携すると発表した。総額約45億円の第三者割当増資をキーエンスが引き受け、キーエンスはジャスト発行済み株式の約44%を保有する筆頭株主になる。業績不振による資金不足を増資で解消、財務基盤を強化する。 第三者割当増資は4月20日払い込みで実施し、現在の発行済み株式総数の78%に相当する新株を1株160円で発行(4月3日終値は前日比48円高の300円)。増資後、ジャストはキーエンスの持分法適用会社となり、現在約24%を保有する筆頭株主の浮川和宣社長は第2位株主(約13.4%)になる。調達した資金は20億円を運転資金に、15億円を広告宣伝などのマーケティング関連費用に、10億円を借入金返済に充てる予定。 ジャストは同日、2009年3月期連結業績予想を下方修正。前回予想で9100万円の黒字としていた営業損益を11億3500万円の赤
危ない108社…監査人認めた1年以内に破綻のリスク 景気に不透明感が増し、株価も低迷するなか、継続企業の前提に「注記」が付く企業が増えている(クリックで拡大) ゴールドウイン、飛島建設、ぴあ…。2008年3月期・3月中間期決算で、1年以内に経営破綻するリスクを抱えている上場企業(東京証券取引所、大阪証券取引所、ジャスダック証券取引所)が計108社となり、ついに100の大台を突破した。これは、07年9月中間期・9月期の90社より18社の増加で、破綻リスクの開示制度が始まった03年3月期以降で最多。日本経済に不透明感が増すなか、リスキーな企業が増えている実態が浮かび上がった。あなたの会社は大丈夫だろうか−。 上場企業の経営者は、会社が1年以内に破綻するようなリスクを抱えていると判断したら、リスクの中身と対応策を決算書に明記しなくてはいけない。 また、経営をチェックする監査人も、担当企業にそのよ
5月23日 発表 株式会社ジャストシステムは、平成20年3月期(2007年4月1日~2008年3月31日)の決算を発表した。これによると、売上高は前年比11.4%増の145億7,300万円と伸びたものの、営業損失が39億1,100万円、純損失が47億5,200万円と赤字が拡大した。1株あたり損失は143円29銭。 ビジネス&パーソナル関連事業は、Kasperskyやホームページ・ビルダーなどが寄与したことで、売上高は前年を上回る59億円となった。このうち、ライセンス販売事業では、一太郎ガバメントなどが好調で売上高は49億円。OEM事業はBeatJamが大幅に減少したことで、前年比92%と縮小した。 インターネットディスク事業は堅調に推移し、法人向けサービスが前年比35%増、個人向けサービスが同11%増、事業全体で同19%増となった。 xfy事業は、ソフトウェアとニーズのギャップから導入要件
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