携帯各キャリアは現在、30~40機種の端末を販売しているが、そのうちの10機種ほどがスマートフォンになってきている。NTTドコモの2011年夏モデルの例でいえば、全18機種中9機種がスマートフォンだ。しかも、そのうちの8機種がAndroidで、ほんのちょっと前までは、スマートフォンといえばiPhoneしかなかったのが、いまやAndroidのオンパレードである。 そのAndroid関係のイベント(日本Androidの会主催の「Android Bazaar and Conference 2011 Summer」)に、参加させていただいた。きっかけは、同イベントの事務局長である平出 心さんとお話ししていたときに、「いまAndroidってやばいんじゃないか?」と言ってしまったことだった。 「やばいんじゃないか?」といっても、否定的な意味はない。Androidがいま、誰も経験していない領域に入りつつ
![Androidに至るモバイル進化の系譜 (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/77e94f5335e48c9ec0ccfd66b3365eb114d441d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2011%2F07%2F20%2F1577214%2Fl%2Fb48f4475c3ed3eec.jpg%3F20200122)