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省電力で二冠を達成したスパコン「TSUBAME」、鍵は“油に浸して冷却する”:ビジネスニュース(1/2 ページ) 省エネ性能ランキングで世界一となった、東京工業大学のスーパーコンピュータ「TSUBAME-KFC」。消費電力の低減の鍵となったのは、油浸冷却システムの採用である。 東京工業大学が開発したスーパーコンピュータのプロトタイプ「TSUBAME-KFC」は2013年11月、スーパーコンピュータの国際会議「SC-13」で発表された電力効率のランキング「Green 500」「Green Graph 500」において1位を獲得した。両ランキングで日本のスーパーコンピュータが1位になるのは初めてで、さらに、二冠を達成したのは世界でも初めてだという。 TSUBAME-KFCは、2015年度末に稼働が予定されている「TSUBAME3.0」のプロトタイプである。40台の計算ノードと、それらを接続する
【冨岡史穂】スーパーコンピューターの省エネ性能を競う世界ランキング「グリーン500」が21日に発表され、東京工業大の「ツバメKFC」が世界1位をとった。日本のスパコンがトップを飾るのは初めて。2位は英ケンブリッジ大のウィルクス、3位には筑波大のHA―PACSが入った。 このランク付けでは1ワット当たりの計算速度を指標に、各スパコンがエネルギー消費効率を競う。ツバメKFCは1ワット当たり毎秒45億317万回を記録した。 東工大の松岡聡教授は「次世代のスパコンの最大の焦点も電力との戦い」として、省エネに力を注いできた。今回のツバメKFCは、2015年導入を目指すツバメ3・0の実験機。特に省エネに注目し、油を使った新しい冷却システムが特徴だ。 スパコンの消費電力は一般家庭の数万世帯分に達しており、最近は省エネの工夫が注目されている。ランキングは07年に始まり、最近は年2回発表されている。
NECは2013年11月6日、データベース(DB)のデータを暗号化し、そのまま処理できる秘匿計算技術を発表した。DB側で復号処理を行わないので、「クラウド上のDBを狙った標的型攻撃や、情報漏洩への対策としても有効だ」(NEC クラウドシステム研究所 部長の宮内幸司氏)。2015年度中に、研究所の技術として実用化レベルを目指す。 「これまでのDB暗号化技術では暗号/復号鍵がDB側にあるため、鍵と暗号化したデータが同時に盗まれると、復号される危険がある」(NEC クラウドシステム研究所 セキュアシステムテクノロジーグループ 主任研究員の古川潤氏)。これに対して、NECの秘匿計算技術は、鍵をクライアント側のプロキシーで管理することでリスクを抑えた。 暗号化したデータを処理する流れはこうだ(画像)。アプリケーションが発行したSQLの内容は、暗号化したカラム名やテーブル名にプロキシーが変換する。あら
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