米Microsoft社は、2012年末に投入するとみられる次期Windows「Windows 8」のARM版について、詳細な情報を公開した(発表資料)。 同社はARM版Windowsを「WOA(Windows On ARM)」と呼んでおり、これまで詳細な情報はほとんど明らかにしてこなかったが(関連記事)、今回、Windows 8の開発統括者であるSteven Sinofsky氏は、9000語にも及ぶ長文のブログ・ポストで、WOAの目指す方向性、各設計方針についての決断の経緯、今後の展開などについて解説した。 過去のソフト資産はWOAではサポートせず WOAについては、Windowsの過去のソフトウエア資産がどのような扱いになるのか注目されてきたが、今回の発表によりそれらは一切、WOAではサポートされないことが明らかになった。WOAで利用できるのは、Windows 8のために同社が新たに立ち