元祖ガジェット楽器のiPhone/iPadアプリ化で話題を呼んだ「iKaossilator」(iTunes)に、早くもバージョンアップ版が登場した。 Web経由でループが共有できるようになり、元祖KAOSSILATORとは違う方向へ進化し始めているようだ。今回はそのミニレビューと、KAOSSILATORを企画したKORGの坂巻匡彦さん、iKaossilatorを開発した井上和士さんのインタビューをお届けしよう。 KAOSSILATORは「楽器が弾けない人でも最新のシンセサウンドと演奏が楽しめる」ことを目指し、鍵盤を廃してタッチパッドに絞った画期的な楽器だった。キーとスケールを設定すれば、タッチパッドを触るだけで音楽的な演奏ができ、片手で持てるサイズと電池駆動でモバイル性も高く、かつ定価2万円強という低価格で登場し、大ヒットとなった。 このKAOSSILATORのインターフェイスを思わせるよ