Appleのスティーブ・ジョブズが亡くなりました。享年56歳でした。おくやみとご冥福をお祈りします。 彼が患った膵臓癌はとても生存率の低い癌だし、それに関わって肝臓の移植手術も受けている。彼は世界最高の医療を受けられる人のひとりだろうけれども、でもあの痩せ方が示すものは、回復ではなく衰退。近年の彼からはまるでインドの行者のような印象を受けていました。 前回のWWDCでのプレゼンが終わった時、奥さんと抱き合っているシーンをみて、なんとなく「ああ、本当にもういつ逝ってしまってもおかしくない人なのだな」と、覚悟はできていました。けれど、思った以上にショックを受けています。 彼がいなければアタシは違う人生を歩んでいたはずです。何を大げさなと言われそうなんですが、本当にそう。 学生だった私が、一度は拒絶したパソコンという道具を、もう一度使ってみる気になったのはMacを見たから。 Macとの出会いは高