今回は「マンガにおけるユートピアは、空き地から屋上に変わった」という話をしたい。 なんだかデイリーポータルZらしくない、小難しい内容に聞こえるかもしれないが安心して欲しい。ぜんぜん頭良さそうじゃないので。 まあ聞いてよ。しずちゃんの入浴シーンの話とかする予定だし。
最近マンガ業界で増えている、 単行本の1巻は出たけど、2巻が(描いたのに)出ない そもそも1巻さえ出ない という現象。そこから作品を救済すべく開発されたのが、 ★「Jコミで印刷できるってよ」 システムであります!(その理論と意義は、コチラをご覧下さい) ちなみに「HD」は、βテストから進化した「高画質版」を意味しています。 いよいよ本日(5/16)から、正式にスタートです。(^^) Jコミで「未単行本化作品」タグがついている作品、つまり惜しくも単行本にならなかった作品を、一冊から「紙の本」で購入することができます。 上のサンプルは、「Jコミで印刷できるってよHD」と全く同じ仕様で作成された、「第3回JコミFANディング」の3冊です。これを使って品質をご説明しましょう。 【 「Jコミで印刷できるってよHD」の特徴 】 (1)作者印税は30% 印刷代が定価の50%で、作者印税は30%、手数料2
前の記事でオオシマヒロユキの在フランスBD作家現地レポート『ツール・ド・外道』が第4回を迎えましたが、やっと「バンドデシネ業界」というなかなか知りようの無い部分に踏み込んで来ました。 【広角レンズ】フランスの漫画 バンドデシネ 日本で脚光、ファン急増 - MSN産経ニュース http://t.co/PMVVQTjkQF— 猪原賽【放カタ2巻発売中】 (@iharadaisuke) September 29, 2013 これは今年3月のニュースですが、じりじりと日本でも認知度が上がっている様子のBD。 このニュースとオオシマの現地報告を合わせると、ちょっと興味深いことがわかります。 バンドデシネというフランス語は「絵が描かれた帯」という意味で、日本語に意訳すると「続き漫画」となる。10年前は、ほとんどの作品を日本語で読めな い“冬の時代”だったが、国内で昨年、翻訳・出版されたBDは約20作品
12月30 「あだち去(ざり)」を数えてみた カテゴリ:ぼくが熱中した! 今回はいつもとちょっと、いやかなり毛色の違う記事をお届けしよう。無駄に力作となりました。 ■命名:「あだち去」 おそらく、ぼくの年代の人間はあだち充のマンガをどこかで必ず読んでいるはずだ。たとえば「タッチ」の連載は1981年〜1986年で、テレビアニメの放送は1985〜1987年が最初。ちょうど中学生のぼくもよく見ていた。 3歳離れた妹はあだち充作品が好きで、おそらくほとんどの単行本を持っているのではないかと思う。ぼくがちゃんとあだち充作品を読んだのは、大学生ぐらいの頃妹に借りた時だ。 で、先日とあるきっかけがあって、あだち充作品をあらためて読み返してみてふと気がついた。あだち充の作品には登場人物が去り際にこういうポーズとることが多い。 (あだち充『スローステップ』単行本第5巻112ページ) この姿のことだ。後ろ姿で
山深く分け入り、イノシシやシカなどを追う猟師をしながら、その奮闘ぶりを漫画に描いている津山市在住の男性がいる。県北出身の岡本健太郎さん。猟師となって4年余り、現代社会と縁遠い猟の魅力を伝える漫画は人気を呼び、11月15日に狩猟が解禁となった今季も、命や自然と向き合う生活を続ける。(楢崎基弘) 岡本さんは2003年、漫画家としてデビュー。東京で数作品を連載後、09年に帰郷して銃猟免許とわな猟免許を取得した。幼い頃、猟師をしていた近所の老男性から魚の釣り方やわなの作り方など、自然とともに生きる面白さを学び、「野山に入って獲物を追う姿に憧れていた」という。 同時に、「ずっと猟師を描いた漫画を読んでみたいと思っていたが、そうした作品はない。ならば、新作は自らの猟師体験を描こうと思いついた」と振り返る。 漫画「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」は11年、雑誌「イブニング」(講談社)で連載スタート。今
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