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ブックマーク / bijutsutecho.com (35)

  • 『週刊少年ジャンプ』の歴史からひも解く、マンガ雑誌の文字とデザイン

    『週刊少年ジャンプ』の歴史からひも解く、マンガ雑誌の文字とデザイン世界中で高い人気を得ている日のマンガだが、その隆盛を支えてきたのはマンガ雑誌であった。記事ではマンガを語るうえで頻繁に取り上げられる物語や絵ではなく、とくにマンガ雑誌における「文字」の歴史がいかなるものであったのかを、『週刊少年ジャンプ』を例にひも解いていく。 聞き手・監修=岡正史(集英社) 文・構成=安原真広(ウェブ版「美術手帖」編集部) 歴代の『週刊少年ジャンプ』 いまやスマートフォンで見ることも多くなったマンガだが、世界中で高い人気を得るようになった日のマンガ文化をつくりあげてきたのはマンガ雑誌に代表される、紙でつくられたのマンガだった。月刊や週刊という刊行スピードで数百万部にも上るマンガ雑誌が印刷され、日全国の書店に届けられる。この世界的に見ても稀有なシステムが、日の多様なマンガ文化をつくりあげたことに

    『週刊少年ジャンプ』の歴史からひも解く、マンガ雑誌の文字とデザイン
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    akawakami 2022/12/13
  • 解体されるフジオプロ旧社屋で展覧会を。五木田智央、田名網敬一、みうらじゅんらが集結

    解体されるフジオプロ旧社屋で展覧会を。五木田智央、田名網敬一、みうらじゅんらが集結マンガ家・赤塚不二夫が設立したプロダクション「フジオプロ」の旧社屋を会場に、「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」が開催される。 メインビジュアル (c)Fujio Akatsuka マンガ家・赤塚不二夫(1935〜2008)が設立したプロダクション「フジオプロ」。その旧社屋が解体されるのに伴い、「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」が開催される。 フジオプロは1965年に設立。1970年は中落合の古い木造家屋に移転し、78 年に鉄骨造地上3階建ての仕事場兼赤塚不二夫の自宅に建て替えられた。以降、改装を繰り返しながら40年以上が経過したが、老朽化のため取り壊しが決定している。この解体を前に開催されるのが展だ。 (c)Fujio Akatsuka 赤塚不二夫の娘

    解体されるフジオプロ旧社屋で展覧会を。五木田智央、田名網敬一、みうらじゅんらが集結
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    akawakami 2022/09/19
  • 文化庁メディア芸術祭が今後の作品募集を行わないことを発表

    文化庁メディア芸術祭が今後の作品募集を行わないことを発表25回にわたり続いてきた文化庁メディア芸術祭が、次年度の作品募集を行わないと発表した。 文化庁メディア芸術祭の企画展「AUDIBEL SENSES」(2022、表参道ヒルズ)展示風景より、歴代受賞作品の紹介パネル 今年、第25回の開催をむかえる「文化庁メディア芸術祭」が、次年度の作品募集を行わないと発表した。 アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門でその年の優れた作品を顕彰し、展示等の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合祭として開催されてきた文化庁メディア芸術祭。 1997年度の初開催以来、優れたメディア芸術作品を募集・顕彰するとともに、受賞作品の展示や上映、シンポジウム等の関連イベントを実施してきた祭が、次年度の作品募集を行わないとウェブサイトにて発表した。今後の動向については未発表。 なお、先年度募集の作品

    文化庁メディア芸術祭が今後の作品募集を行わないことを発表
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    akawakami 2022/08/24
  • 途中閉幕の「佐藤可士和展」。展示風景を特別掲載

    途中閉幕の「佐藤可士和展」。展示風景を特別掲載4月25日から始まった緊急事態宣言によって会期途中で閉幕した国立新美術館の「佐藤可士和展」。その主な展示風景を抜粋して紹介する。 国立新美術館「佐藤可士和展」展示風景 セクション「ADVERTISING AND BEYOND」 日を代表するクリエイティブディレクターのひとりとして知られる佐藤可士和(さとう・かしわ)の過去最大規模となる個展「佐藤可士和展」が、東京・六木の国立新美術館で開催された。同展来の会期は5月10日までだったものの、緊急事態宣言の影響で4月24日をもって閉幕。これを受けて、主催の国立新美術館・SAMURAI・TBSグロウディア・朝日新聞社協力のもと、その主な展示風景を掲載する。 国立新美術館「佐藤可士和展」展示風景 入口 1965年東京都生まれの佐藤は、多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、株式会社博報堂に入社。

    途中閉幕の「佐藤可士和展」。展示風景を特別掲載
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    akawakami 2021/04/27
  • 『週刊少年ジャンプ』の原画はアートになるのか。集英社・岡本正史が語る「マンガアート」事業のねらいとは?

    『週刊少年ジャンプ』の原画はアートになるのか。集英社・岡正史が語る「マンガアート」事業のねらいとは?『週刊少年ジャンプ』をはじめ、マンガ作品を掲載する媒体を数多く持つ株式会社集英社が、マンガ原画をアート作品のようにエディション化して販売する新事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」をスタートさせた。この「マンガアート」のプロジェクトを統括する集英社・デジタル事業部の岡正史に、事業の狙いや展望を聞いた。 聞き手・構成=安原真広(ウェブ版「美術手帖」編集部) 岡正史 『週刊少年ジャンプ』をはじめ、マンガ作品を掲載する媒体を数多く持つ株式会社集英社が、「マンガアート」を販売する新事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」をスタートさせた。マンガ原画を数量限定のエディション作品にすることで、マンガに美術品としての価値を与えるこのプロジェクト。また、エ

    『週刊少年ジャンプ』の原画はアートになるのか。集英社・岡本正史が語る「マンガアート」事業のねらいとは?
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    akawakami 2021/03/08
  • 写真として、楽曲として、作品はいかに成立するか。田島一成✕小山田圭吾対談

    写真として、楽曲として、作品はいかに成立するか。田島一成✕小山田圭吾対談個展「WITHERED FLOWERS」(AKIO NAGASAWA、2020-2121)で、枯れた花をモチーフにアート作品としての写真を発表した写真家の田島一成(タジイマックス)。1990年代よりファッション誌やカタログ、CDジャケットなど音楽関係の写真を数多く撮影し、プロフェッショナルなフォトグラファーとして活動してきた田島が、アートとして表現したいものとは何か? 田島が1992年のソロデビュー以来、CDジャケットや宣材写真などを撮影してきたミュージシャンのコーネリアス・小山田圭吾と、個展会場で対談を行った。 文・写真=中島良平 左から田島一成、小山田圭吾 ──「WITHERED FLOWERS」展は、前期(2020年12月3日〜12月26日)と後期(2021年1月7日〜1月30日)に分けて開催されました。各期の展

    写真として、楽曲として、作品はいかに成立するか。田島一成✕小山田圭吾対談
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    akawakami 2021/02/15
  • あしたのために あしたのジョー!展(世田谷文学館)

    1968年の連載開始から50年を経たいまも、国民的マンガ作品として世代を超えて愛されている『あしたのジョー』。その展覧会「あしたのために あしたのジョー!展」が世田谷文学館で開催される。 『あしたのジョー』(原作=高森朝雄、画=ちばてつや)は、1964年東京五輪の前後を時代背景とし、天涯孤独の主人公が、スポーツを通して成長する姿を描いたスポーツマンガの金字塔。 ある日、少年院送りとなった矢吹丈のもとへ、「あしたのために」と題する拳闘指南のハガキが届き、ジョーはハガキをトレーナーに見立てて、言葉を肉体化するための訓練(シャドーボクシング)を開始する。ボクシングに「自らの命を燃え尽くすほどの情熱」を見出していくジョー。作では登場人物たちの葛藤や生き様が、数々の名言とともに描かれ、読者の心を引きつける魅力のひとつとなっている。 展は、魂のスポーツマンガ『あしたのジョー』を通じ、心身ともに情熱

    あしたのために あしたのジョー!展(世田谷文学館)
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    akawakami 2020/12/29
  • 「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」、都現美で開催。世界初の大規模回顧展

    「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」、都現美で開催。世界初の大規模回顧展アート・ディレクター、デザイナーとして多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)の、世界初となる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開催される。会期は11月14日〜2021年2月14日。 石岡瑛子 映画『白雪姫と鏡の女王』(ターセム・シン監督、2012年)衣装デザイン (C)2012-2020 UV RML Films dba Relativity Media. All Rights Reserved. 1992年公開の映画『ドラキュラ』の衣装を手がけ、アカデミー賞を受賞。また2008年の北京五輪では開会式の衣装を担当するなど、世界的デザイナーとして知られる石岡瑛子(1938〜2012)。その世界初となる大規模回顧展が、

    「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」、都現美で開催。世界初の大規模回顧展
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    akawakami 2020/06/11
  • 森美術館館長・片岡真実が語る「新しい日常と美術館」

    森美術館館長・片岡真実が語る「新しい日常と美術館」新型コロナウイルスの影響が長期化するなか、美術館はどのように対処し、変化していくのか? 森美術館館長であり、国際美術館会議(CIMAM)会長でもある片岡真実の特別寄稿をお届けする。 文=片岡真実(森美術館館長) 「塩田千春展」ギャラリートーク風景(2019) 撮影=田山達之 世界各地の美術館や博物館が休館して数ヶ月が経った。地域によって新型コロナ感染症拡大のタイミングや規模は異なり、徐々に緊急事態宣言を緩和する国も出始めてきた。日でも博物館、美術館、図書館の再開が進みそうだ。この間、芸術文化活動に対する各国政府の対応策も注目され、またコロナ以降の世界や美術界、美術館のあり方にも様々な見通しが議論され始めている。現状の主な議論は、美術館など芸術機関への経済的インパクト、アーティストへの支援などだ。ほんの数ヶ月前まで世界中を忙しく移動し続けき

    森美術館館長・片岡真実が語る「新しい日常と美術館」
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    akawakami 2020/05/05
  • 南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」

    南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日のアートシーン。「それでも現代美術しかない」2019年12月末で森美術館館長を退任した南條史生。2006年よりこの美術館を率いてきた南條が、13年間の森美術館と日美術界を振り返る。 聞き手=編集部 ポートレート撮影=稲葉真 南條史生 日でも屈指の集客力を誇る、東京・六木の森美術館。この美術館で2002年から副館長、06年から館長を務めた南條史生が、19年末を以て退任した。「医学と芸術展」(2009)、「メタボリズムの未来都市展」(2011)、「宇宙と芸術展」(2016)、「未来と芸術展」(2019)といった多数の展覧会を手がけてきた南條は、この17年間をどう振り返るのか? * 「現代美術は面白い」という空気はつくれた──南條さんは2002年に森美術館の副館長に就任し、06年から館長を務められました。この美術館に在籍されていた長い時間

    南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」
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    akawakami 2019/12/29
  • パフォーマンスの舞台は「商店街」。都市の祝祭をデザインする「セノ派」インタビュー

    パフォーマンスの舞台は「商店街」。都市の祝祭をデザインする「セノ派」インタビュー「セノグラフィー(scenography=舞台美術)」を語源とする「セノ派」は、フェスティバル/トーキョー19(F/T19)のために結成されたコレクティブ。舞台美術家の杉山至、坂遼、佐々木文美、中村友美からなる「セノ派」は、F/T19のオープニング・プログラムとして都内の複数の商店街を活用し、パフォーマンス「移動祝祭商店街」を発表する。10月5日、6日のパフォーマンス番を控えた4名に、その内容とセノグラフィーに対する思いを聞いた。 聞き手・構成=宮田文久 撮影=池ノ谷侑花(ゆかい) セノ派(左から中村友美、坂遼、佐々木文美、杉山至) ──「移動祝祭商店街」は、豊島区内商店街(池袋町エリア、大塚エリア、南長崎エリア)を山車が練り歩く「第1部 みちゆき」と、大塚駅前の広場・トランパル大塚に集う「第2部 まち

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    akawakami 2019/09/30
  • あいちトリエンナーレ参加作家による新プロジェクト「ReFreedom_Aichi」がスタート。「あいち宣言」草案作成やコールセンターも

    あいちトリエンナーレ参加作家による新プロジェクト「ReFreedom_Aichi」がスタート。「あいち宣言」草案作成やコールセンターもあいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」の展示中止と、それに関連する一部作家の展示中止に関し、同トリエンナーレ参加作家たちが協働する新たなアクション「ReFreedom_Aichi」が発表された。 一企画である「表現の不自由展・その後」展示中止に関連し、相次いで作品の展示中止が起こった「あいちトリエンナーレ2019」。この状況に対し、閉鎖されているすべての展示作品の再開を目指すプロジェクト「ReFreedom_Aichi」が発表された。 プロジェクトの主体は、あいちトリエンナーレ2019に参加している国内外のアーティストたち35組。「表現の不自由展・その後」の展示中止にともない、これまであいちトリエンナーレ2019で起こってきた

    あいちトリエンナーレ参加作家による新プロジェクト「ReFreedom_Aichi」がスタート。「あいち宣言」草案作成やコールセンターも
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    akawakami 2019/09/10
  • 大村愛知県知事「あいち宣言」を提案。表現の自由を世界にアピール

    大村愛知県知事「あいち宣言」を提案。表現の自由を世界にアピール大村秀章愛知県知事が、あいちトリエンナーレ2019の参加作家に対して8月20日付で書簡を送付。そのなかで2回のフォーラムの開催予告と、「あいち宣言」の提案がなされた。 愛知県庁舎 あいちトリエンナーレ実行員会の会長である大村秀章愛知県知事が、8月20日付で「あいちトリエンナーレ 2019」の参加作家に対して書簡を送付したことが明らかになった。 書簡のなかで大村知事は「表現の不自由展・その後」 の中止について混乱を招いたことを謝罪。そのうえで、9月と10月に公開フォーラムを開催することを発表した。大村知事は8月16日に開催された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」において、公開フォーラムの実施に意欲を示しており、早くも実現が見えてきたかたちだ。 9月の「表現の自由に関する公開フォーラム(仮称)」では、「表現の不自由展・その

    大村愛知県知事「あいち宣言」を提案。表現の自由を世界にアピール
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    akawakami 2019/08/25
  • EYE(BOREDOMS)を中心にしたグループ展がBLUM & POEで開催。安野谷昌穂、五木田智央、金氏徹平、森千裕が参加

    EYE(BOREDOMS)を中心にしたグループ展がBLUM & POEで開催。安野谷昌穂、五木田智央、金氏徹平、森千裕が参加ボアダムス(BOREDOMS)の設立者でありフロントマンのEYEを中心にしたグループ展「Vong Co RAHZI(ボン コ ラージ)」が、原宿のBLUM & POE東京で開催される。参加作家は安野谷昌穂、五木田智央、金氏徹平、森千裕の4名。会期は6月15日〜8月10日。 EYE XOX 1996-97 Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles / New York / Tokyo 多ジャンルでの実践を通じたアーティストたちの新たな批判的アプローチと探求の数々が花開き、アンダーグラウンドの文脈にあるサブカルチャーの要素を自身の美術的領域と融合していく動きも見られた1980・90年代。今年、ロサンゼルスの同ギャ

    EYE(BOREDOMS)を中心にしたグループ展がBLUM & POEで開催。安野谷昌穂、五木田智央、金氏徹平、森千裕が参加
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    akawakami 2019/06/17
  • シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう

    シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。シリーズ第4回は、東京国立近代美術館や国外の美術館で数々の展覧会を手がけてきた同館主任研究員の保坂健二朗。 文=保坂健二朗 東京国立近代美術館 「学芸員」はオールラウンドプレイヤーか? ここでリーディング・ミュージアム構想の是非はあえて問わない。正直なところ私は、あれを読んでむしろ、外部の門外漢があのような意見を言いたくなるような雰囲気を日の美術館が持ってしまっているということなんだと、そしてそのような雰囲気が生まれることを許してきた体制について、自分も含めて関係者は

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    akawakami 2018/08/19
  • 内藤礼が過去最大規模の 個展を水戸芸術館で開催。 自然光のみでの展示を初めて実践|美術手帖

    内藤礼が過去最大規模の 個展を水戸芸術館で開催。 自然光のみでの展示を初めて実践水戸芸術館が美術家・内藤礼の個展「内藤 礼—明るい地上には あなたの姿が見える」を開催する。展は内藤にとって過去最大規模の個展であり、また、初めて自然光のみでの展示を実践するという点からも注目が集まっている。会期は7月28日〜10月8日。 内藤礼 ひと 2012 ギャラリー小柳 撮影=木奥惠三 内藤礼は1961年広島県生まれの美術家。85年に武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科を卒業。現在は東京を拠点に活動している。 91年に佐賀町エキジビット・スペースで発表した「地上にひとつの場所を」で注目を集め、97年には第47回ヴェネチア・ビエンナーレの日館にて同作品を展示。フランクフルトのカルメル会修道院での「Being Called」(1997)や、東京都庭園美術館での「信の感情」(2014)など、歴史的な

    内藤礼が過去最大規模の 個展を水戸芸術館で開催。 自然光のみでの展示を初めて実践|美術手帖
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    akawakami 2018/06/23
  • 草間彌生美術館で「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」がスタート。初期作品を中心に紹介

    草間彌生美術館で「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」がスタート。初期作品を中心に紹介2017年10月に東京・新宿区に開館した草間彌生美術館で、2回目となる展覧会「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」が4月1日に開幕した。展の見どころをレポートでお届けする。 展示風景より 草間彌生美術館は2017年10月に東京・新宿区に開館した草間彌生の私設美術館。同館は草間彌生の作品と関係資料の展示を通じて、草間芸術の普及振興を図るもので、開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」では、大型の絵画連作「わが永遠の魂」シリーズをはじめ、連作モノクロドローイングシリーズ「愛はとこしえ」などが展示された。 草間彌生美術館 2回目の展覧会となる「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」では、草間彌生の創作活動の出発点となる1950年代に故郷の松などで描いたドローイングや水彩作品を、前期

    草間彌生美術館で「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」がスタート。初期作品を中心に紹介
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    akawakami 2018/04/02
  • 様々な肩書きを持つ稀代の表現者。ブルーノ・ムナーリの日本最大となる回顧展が開催

    様々な肩書きを持つ稀代の表現者。ブルーノ・ムナーリの日最大となる回顧展が開催イタリアの美術家、ブルーノ・ムナーリの生涯にわたる作品約320点を紹介する日最大の個展が、神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は4月7日〜6月10日。 ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械 1934 / 1983 特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会 © Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari イタリア・ミラノで生まれたブルーノ・ムナーリ(1907〜98)は様々な肩書を持つことで知られている。 1930年代にはイタリア未来派の一員として最初期のキネティック・アートでありモビールの先駆けとなる《軽やかな機械》《役に立たない機械》を発表。 ブルーノ・ムナーリ 穴のあるコ

    様々な肩書きを持つ稀代の表現者。ブルーノ・ムナーリの日本最大となる回顧展が開催
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    akawakami 2018/03/28
  • 8人のアーティストがCOACHとコラボレーション。日本初公開作品で見せる「シグネチャー」の現在形とは?

    8人のアーティストがCOACHとコラボレーション。日初公開作品で見せる「シグネチャー」の現在形とは?1941年にニューヨークに革小物工房として誕生して以来、75年以上にわたりファッションシーンに大きな影響を与え続けたきた「COACH(コーチ)」。その新作「シグネチャー・コレクション」発表に合わせ、8人のアーティストとブランドがコラボレーションした作品をお披露目する。 とんだ林蘭 © TONDABAYASHI RAN / courtesy VOILLD 1941年の創設以来、つねにファッションシーンの先頭に立ち続けてきた「COACH」がこの春、8人のアーティストたちとコラボレーションする。 COACHのクリエイティブ・ディレクターであるスチュアート・ヴィヴァースは、この春新作として「シグネチャー・コレクション」を発表。「シグネチャー・コレクション」はCOACHの「C」がグラフィカルに配され

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    akawakami 2018/03/20
  • ネットアートから現代建築まで。 2018年にチェックしたい10の注目展覧会(part2)

    ネットアートから現代建築まで。 2018年にチェックしたい10の注目展覧会(part2)各美術館で注目の展覧会が目白押しの2018年。そのなかから編集部がセレクトした、特に注目したい10の展覧会を紹介する。part2では現代美術を中心とした5展覧会を会期順にピックアップ。 ラファエル・ローゼンダール Installation view from Soft Focus MU founda1on, The Netherlands, 2015 |1979年の開館以来初 「現代美術に魅せられてー原俊夫による原美術館コレクション展」(原美術館)草間彌生 自己消滅 1980 ミクストメディア サイズ可変 © Yayoi Kusama (前期展示) 日を代表する現代美術館の一つとして1979年の開館以来、数々の企画展を開催してきた原美術館。展では、創立者であり現館長の原俊夫自身が初めてキュレーション

    ネットアートから現代建築まで。 2018年にチェックしたい10の注目展覧会(part2)
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    akawakami 2018/01/03