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ブックマーク / www.tokyoartbeat.com (10)

  • 平昌子 + 藤井聡子 インタビュー:美術のPR・広報に、観客数だけでない評価軸を

    Tokyo Art Beatでは、数年に一度TABユーザやアートイベント(以下、イベント)に足を運ぶ人を対象としたアンケートを行ってきました(2011年、2014年)。2016年は、イベントに足を運び見に行く人々=「Art-goer」の、情報収集から鑑賞後までの行動を調査するため、オンラインアンケートとインタビューからなるリサーチを行ないました。インタビューでは、イベントを開催する側やメディアなどの関係者に、広報についての取り組みや考えを訊ねました。その結果を報告書『東京のアートイベント情報の現在とこれから Tokyo Art Goers Research』より抜粋して掲載します。 2020年を控えた東京で、今後より多様な「Art-goer」がアートイベントに足を運び、その体験から豊かさや刺激を得るために、Tokyo Art Beatは発信を続けてまいります。 『東京

    平昌子 + 藤井聡子 インタビュー:美術のPR・広報に、観客数だけでない評価軸を
    akawakami
    akawakami 2017/06/26
  • エスパス ルイ・ヴィトン東京「IN SITU – 1」ソ・ミンジョン インタビュー第2回

    エスパス ルイ・ヴィトン東京で初のオープンアトリエ形式での展覧会「IN SITU – 1」。会期中に3回に分けアーティストのソ・ミンジョンに話を聞き、レポートしていく第2回をお送りする。 ©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat ■今日は二回目のインタビューなのでラフに伺いたいと思います。まず、9月から約2ヶ月制作を行ってきて手応えはいかがですか? 想像通りにできています。公開制作ははじめてですが、最近見られているだけでなく、自分からお客さんを見ている意識もあります。最初は見られる対象になっていましたが、最近はその境界線がなくなってきました。エスパスの空間がおもしろくて、入ってくるとどこにも隠れる場所がありません。だから、お互いに対等になれるように思います。どちらが舞台でどちらが観客席なのかわからない感じです。通常展示を見に行くときには、お客さんは何かを見るため

    エスパス ルイ・ヴィトン東京「IN SITU – 1」ソ・ミンジョン インタビュー第2回
  • 池田亮司、NYタイムズスクエアをジャックした圧巻のインスタレーションが日本初上陸!!

    【Art Beat News】電子音楽家兼メディアアーティスト、Red Bull Music Academyの2ndシーズンを飾る この度、電子音響や映像を複合的に用いた圧倒的なパフォーマンスで世界を席巻するアーティスト、池田亮司のインスタレーションが展開される。これは、いま東京中に新たなカルチャームーブメントを巻き起こしているRed Bull Music Academy Tokyo 2014の目玉企画のひとつだ。 池田亮司といえば、数学的な精度とアートにおける美学の両面を融合させ、音響や映像、マテリアル、そして物理現象をも横断して作品に取り込むアーティスト。その作品は2009年に東京都現代美術館で開催された個展「 +/- [the infinite between 0 and 1]」、あいちトリエンナーレ2010で展開された《spectra》などで見覚えがある人もいるだろう。 池田の作品

    池田亮司、NYタイムズスクエアをジャックした圧巻のインスタレーションが日本初上陸!!
  • エスパス ルイ・ヴィトン東京「IN SITU – 1」ソ・ミンジョン インタビュー第1回

    エスパス ルイ・ヴィトン東京で9月13日から初のオープンアトリエ形式での展覧会「IN SITU – 1」が始まっている。会期中に3回に分けアーティストのソ・ミンジョンに話を聞き、レポートしていく。 「IN SITU-1」公開制作風景 ■今回はエスパス ルイ・ヴィトン東京をアトリエのように使用して、制作のプロセスを見せる展示になっていますね。 これは私のアイディアではなくて、エスパス ルイ・ヴィトン(以下エスパス)の依頼です。パリ、東京、ミュンヘンの3ヶ所で女性アーティスト3名が公開制作を行いながら展示をするという企画です。9月13日から制作し、作品の完成日は11月28日の予定です。 ■エスパスからの依頼があった際に、この発泡スチロールの作品を選択された理由を教えて下さい。 空間にインスピレーションを得て、この作品を選びました。 ■あいちトリエンナーレ 2013の前にも、日で展示をしたこと

    エスパス ルイ・ヴィトン東京「IN SITU – 1」ソ・ミンジョン インタビュー第1回
  • Chim↑Pomエリイが見る、スティーヴ・マックィーン展

    広島の原爆ドームの上空にセスナ機で「ピカッ」と文字を描き物議を醸した《ヒロシマの空をピカッとさせる》(2008年)や、渋谷駅の岡太郎の壁画《明日の神話》に福島第一原発事故を示唆するパネルを立てかけた《Level 7 feat. 「明日の神話」》(2011年)など、センセーショナルな作品でも注目を集めてきたアーティスト集団Chim↑Pom。7月には高円寺・キタコレビルにKANE-ZANMAIというオフィススタジオ兼ショップをオープンするなど、展覧会やパフォーマンスに限らない活動を展開している。 その紅一点のメンバーでもあるエリイと、イギリス人映像アーティスト兼映画監督、スティーヴ・マックィーンの個展が開催中のエスパス ルイ・ヴィトン東京へ赴き、作品の感想やそこから派生するエピソードを語ってもらった。 「オランダの展覧会にChim↑Pomが出展していて、アムステルダムで(Chim↑Pomリー

    Chim↑Pomエリイが見る、スティーヴ・マックィーン展
  • 「アート・バーゼル香港」ディレクターのマグナス・レンフリューへのインタビュー

    毎年春に開催されるアートフェア東京などで、日でも親しみ深い「アートフェア」。 世界におけるアートフェアは、ただ作品を眺める「見市」というだけではなく、世界中から集結した現代美術のギャラリーのブースに、コレクターや観客が至近距離で作品の魅力に触れ、交渉が行われる場でもある。 2012年にガゴシアン・ギャラリーが香港に支店をオープンした際にこけら落としとなった、アンドレアス・グルスキー展のオープニング。あまりの人で身動きがとれない。 オープニングにはアートコレクターのみならず、セレブリティやメディアが駆けつけ、華やかな夜を彩る。フェア開催地のギャラリーもそのタイミングで展覧会をぶつけてくる。例年ハリウッドスターの誰それが自家用ジェットで乗り付け、数億円で作品を購入したことが経済紙のニュースにもなる。日国内にいるだけでは想像もつかないような規模のアートフェアが、関税がかからず、富裕層も多い

    「アート・バーゼル香港」ディレクターのマグナス・レンフリューへのインタビュー
  • 札幌国際芸術祭2014、7月に開幕!!

    今夏、札幌市を舞台に初めての国際芸術祭が開幕する。 「札幌国際芸術祭2014」は、札幌の歴史文化、自然、環境、そしてITやデザインなど都市に集中するさまざまな資源を活かし、新たな産業やライフスタイルの創出を目指す「創造都市さっぽろ」のシンボリックな事業として開催される。 ゲストディレクターには、昨年YCAM10周年のアーティスティック・ディレクターも務めた坂龍一が就任。坂自身も気鋭のアーティストたちとのコラボレーション作品を披露する。 アソシエイト・キュレーターには、東京オペラシティアートギャラリーのキュレーターを務めた飯田志保子、メディアアートの領域で幅広く活躍する四方幸子らが参加するなど、数ある日の国際芸術祭の中でも、とりわけメディアアート色の強いイベントとなることは作家のラインナップを見ても明らかだ。 国内外から集結する参加作家には、今回のテーマ「都市と自然」に応じた多彩なア

    札幌国際芸術祭2014、7月に開幕!!
  • シャルル・フレジェ 「WILDER MANN」 (MEM)

    欧州各国の伝統的な儀式に登場する獣人(ワイルドマン)のポートレートを展示いたします。動物の毛皮や植物でできた装束、鈴や骨で飾られた姿には、驚くべき多様性と奇怪な美しさが秘められています。展では、その姿を隅々まで浮き彫りにした作品20点を展示いたします。

    シャルル・フレジェ 「WILDER MANN」 (MEM)
  • nendoの佐藤オオキ、限定日清カップヌードルをデザイン

    カップヌードルミュージアムは、デザインオフィスnendo代表 佐藤オオキ氏デザインによる『cupnoodle matryoshka(カップヌードルマトリョーシカ)』及び『cupnoodle forms(カップヌードルフォームズ)』を、2013年4月1日から数量限定で発売している。 佐藤氏がデザインしたcupnoodle matryoshkaのコンセプトは、カップヌードルの容器を開けていくと、麺、卵、エビ、肉、ネギが次々と出てくるマトリョーシカ。カップヌードルをべる時の感覚を、味覚ではなく視覚的に楽しむことができるという。 『cupnoodle matryoshka』(写真:nendoウェブサイト) もう一つの作品cupnoodle formsのコンセプトは、カップヌードルの容器の形状が少し変化するだけで、その見え方や印象は大きく変わる。日常と非日常の境界が紙一重であり、当たり前の存在にこ

    nendoの佐藤オオキ、限定日清カップヌードルをデザイン
    akawakami
    akawakami 2013/04/13
  • ペッカ・ユルハ + ハンナレーナ・ヘイスカ + サミ・サンパッキラ 「AWAKENING」

    《I have seen the light》, 2012, Pekka Jylhä ©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo 私たちは既に気付いている フィンランドの3人の現代芸術家たちは、普段はガラス張りの四方から日差しが降り注ぎ、光があらわになっているギャラリーの空間を、ほの暗く光が漏れ出る空間へと変化させた。 〈私たちは既に気付いている〉という繊細な事象を丁寧に描き出す作品たち。 この展覧会のタイトル『AWAKENING』は目覚めや覚醒という誰もが知覚する物事を指すだけでなく、単に「気付いている」状態をも意味すると展覧会のカタログに記載されている。 ペッカ・ユルハによるクリスタルを用いた3作品は、美しさの中の危うさがある。 彼は言う。「クリスタルは現在を生きる私たちと似ている。

    ペッカ・ユルハ + ハンナレーナ・ヘイスカ + サミ・サンパッキラ 「AWAKENING」
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