変形性膝関節症では、軟骨の摩耗が生じています。このことから、「一度すり減った軟骨は絶対に元に戻らない」と誤解している方々も多いようですが、そうではありません。 軟骨は皮膚や内臓などと同様、生きた細胞でできており、関節液によって栄養を受けています。 若年者は再生能力が比較的高いので、歩いているうちにすり減って最終的に無くなるということにはなりません。 加齢等により摩耗と再生のバランスが崩れた時、膝の変形が起こるというわけです。 すなわち、この疾患を予防するためには「軟骨の再生能力を促進する(または維持する)」ことをやれば良いのです。 《スポンサーリンク》 1.予防法 1)ウォーキング 2)バランス重視の栄養摂取 2.改善のための運動療法 1)筋トレの優先順位 ①膝伸ばし(大腿四頭筋) ②膝曲げ(ハムストリングス) ③お尻上げ(大殿筋・背筋) ④股関節外転(中殿筋) ⑤かかと上げ&つま先上げ(
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