小学校の教室の後ろの棚って、自由に読んでいい本が並べてありませんでした? 歴史の漫画とか偉人の伝記とか、でも結局『はだしのゲン』を読んじゃってた記憶があります。 そんな棚にある小説で「面白くて最近ずっと読んでる小説があるんだ」と小3の娘が教えてくれました。 聞くとそれは、青い鳥文庫の小説で、初めて彼氏ができた中学生の女の子の恋愛模様を描いたお話のようでした。 思わずぼくは「小3が読んでわかるんだろうか?」と考えてしまいました。 学校がオフィシャルに置いている本だということは、先生が「これはイイ!」って置いた本だってことなのかなー? なんて疑問に思ったんですが、ふと以前読んだ「小さな子にはこれくらいの内容がいい」と絵本ばかり与えるのは大人のエゴだ、子どもは子どもなりの想像力でそれぞれの本を読むし、そうすることで知識や好奇心の扉を開くのだ。だから家族の本棚は共有にする方がいいって説を思い出し、