インターネット上の有害な情報から子どもを守るため、イギリスで、自傷行為や暴力を助長する情報などを未成年が見られないよう、SNSやサイトの運営者に義務づける法律が成立することになりました。 この「オンライン安全法案」は19日、イギリス議会を通過しました。 法案はSNSやインターネットサイトを運営する事業者に対し、利用者の年齢確認を厳格にした上で ▽18歳未満の未成年は有害な情報を見られないようにすることを、また ▽13歳未満にはアカウントを持たせないことを義務づけています。 規制の対象となるのは ▽性暴力 ▽違法薬物や武器の販売 ▽ヘイトクライムやテロといった違法行為に関する情報に加え ▽自殺や自傷行為、摂食障害、それに暴力を助長する情報などです。 違反した場合、事業者は ▽最大1800万ポンド、日本円でおよそ33億円、または ▽売り上げの10%のうち高いほうを罰金として科されます。 イギリ