電子商取引(EC)サイト「無印良品ネットストア」の売上高が3年で3倍増。最大店舗の有楽町店を抜いた。 実店舗でネットストアを積極的に告知し、商品情報やクーポンを配信したことで双方の売り上げが伸びた。 ネット上では消費者参加型の商品開発企画コーナーも常設。「無印ファン」を地道に育てている。 「無印良品」ブランドで衣料品や生活雑貨、食品などを製造・販売する良品計画。同社の電子商取引(EC)サイト「無印商品ネットストア」が絶好調だ。2007年2月期の売り上げは50億円を突破。3年連続で前年比40%を超える伸びを見せている。2006年3月には、最大の旗艦店である東京・有楽町店の月商を上回った。 躍進のきっかけは何だったのか。宣伝販促室e-マーケティング担当の川名常海課長は、「実店舗の集客のために目玉商品情報を載せたメールマガジンや期間限定のクーポンを積極的に配信するようになって、ネットストアの売り
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