タランティーノ監督作! 元歯医者、今は賞金稼ぎのドイツ人キング・シュルツに拾われたジャンゴ。シュルツの追う賞金首の顔を知っていることから雇われたジャンゴだが、妻のブルームヒルダを助けるために自らも腕を磨き、やがてシュルツも妻探しを助けるように。彼女が大富豪カルビン・キャンディの持つ南部の農園にいることを突き止めた二人は、一計を案じてそこに乗り込むが……。 長い! しゃべる! そんなタランティーノの映画ですが、今回もそのあたりは健在。でも脇役の長いしゃべりは少なかったかな。ドン・ジョンソンとジョナ・ヒル他の覆面云々のギャグシーンは異様に長かったけど、後の会話シーンはメインキャラのみ。ここまで席で差し向かいでしゃべる映画も今時珍しいわけだが、全然緊張感を切らさないあたりは、ここ数作で確立された呼吸か。 また今回、メインキャラの光りっぷり、ハマりっぷりがそれぞれ素晴らしく、正味の話、ここまでスト