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§ この日常のとlocalに関するakihiko810のブックマーク (5)

  • 【読書感想文】山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』が刺さりすぎて愛おしい - 08th Grade Syndrome

    「このには自分のことが書いてある!」 読んだ瞬間にそう感じられる作品は、まず間違いなく傑作だと思う。地方都市が舞台の連作短編を収録した書にそんな感想を抱く人は相当数いると思う。とりわけ著者と同世代(ロスジェネ)で、かつ地方出身者には刺さりまくるはずだ。かつての同級生との微妙な距離感とか、地方の生活の選択肢の少なさとかリアルだ。自由って選択できることなんだな、と思う。 物語の多くは、地方で暮らす女の子の思春期やその後の話だ。思春期はキラキラしてるし、地方から見た東京だってキラキラしてる。どちらもやがては失われてしまう。でも人生はその後も続く。 最初の短編「私たちがすごかった栄光の話」は東京での自己実現がかなわず地元に戻ってきた女性ライターの話だ。この主人公を巡るあれこれも共感を呼ぶところは多いのだけれど、印象的なのは似たような境遇の同僚カメラマン須賀さんの終盤における振る舞いだ。「地元サ

    【読書感想文】山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』が刺さりすぎて愛おしい - 08th Grade Syndrome
  • 国道沿いの「退屈」について――『ここは退屈迎えに来て』 - シロクマの屑籠

    ロードサイドと東京を往復するような物語は、ケータイ小説ライトノベルにもそれなりある。けれども自意識を滴らせるような小説にはそれほど出会ったことがない。もし、出会ってしまったなら、きっとひどく感情移入してしまうんだろうなぁと前から思っていた。で、 ここは退屈迎えに来て 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/08/24メディア: 単行購入: 9人 クリック: 100回この商品を含むブログ (68件) を見る この短編小説集の存在は、「今度、すごいロードサイド小説が出るらしい」と耳にしていた。古い集落に生まれ、郊外の国道沿いで思春期を過ごした私にとって、この小説が他人事なわけがない。しかしネットで見かけた書評を見るうち、それを手にとるのが億劫になっていった。もちろん億劫というのは言い訳で、この作品を読むのが怖かった。 ところが、このの作者・山内さんが、文芸誌で拙著

    国道沿いの「退屈」について――『ここは退屈迎えに来て』 - シロクマの屑籠
    akihiko810
    akihiko810 2016/12/14
    文庫版解説 『ここは退屈迎えに来て』 山内マリコ
  • ファスト風土には「趣味の奥行き」が無いんですよ。 - シロクマの屑籠

    ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫) 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (24件) を見る ファスト風土はなぜ“退屈”なのか? この疑問について、以下のブログで「生産なき消費は退屈」という視点が書かれていた。 『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - (チェコ好き)の日記 とりあえず人間というのは、「消費」するだけだと退屈する生き物なのではないか、ということがこの小説を読むとわかります。 http://aniram-czech.hatenablog.com/entry/2014/09/28/113710 この「生産なき消費は退屈」という視点、郊外に住んでいる人にはだいたい当てはまっていると思う。ただし、大都市圏、特に東京の趣味人には必ずしも当てはまらない。 実際、『ここは退屈迎えに来

    ファスト風土には「趣味の奥行き」が無いんですよ。 - シロクマの屑籠
    akihiko810
    akihiko810 2014/09/29
    ファスト風土に倦まないメンタリティ>それ、宇野がクドカン作品(木更津キャッツ)木皿泉(すいか)を褒めてた(『ゼロ年代~』)奴だね。今の言葉でいうなら文化系マイルドヤンキー。「ナカマと楽しむ」が主題
  • 『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記

    「ファスト風土」とよばれるような土地を舞台にした話題の小説があるという話は前々から聞いていたのですが、このたび勇気を振りしぼって、山内マリコ氏の『ここは退屈迎えに来て』を読んでみました。 ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫) 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る 以下はこの小説の感想文です。既読の方、未読だけどネタバレ上等の方以外は、注意してお読み下さい。 ファスト風土はなぜ“退屈”なのか まずこちらの小説に対する私の第一印象なんですが、何かもうタイトルだけで8割くらい持ってってるというか、「勝ち」だな、と思いました。 この小説の舞台は、前述したように「ファスト風土」とよばれるような地方都市です。構成としては全部で8編の小説からなる短編集で、8編それぞれの主人公は別ですが、すべて同じ地方都市を舞台

    『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記
    akihiko810
    akihiko810 2014/09/28
     山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』 あらすじhttp://is.gd/C7Vpgd http://is.gd/CkKGev /陰の主役・椎名http://is.gd/syQc41
  • https://eigageijutsu.com/article/230781130.html

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