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個人blog記事と小説家に関するakihiko810のブックマーク (5)

  • 雑記:海外文学おすすめ作家ベスト100(2014年版) - Riche Amateur

    2011年を最後に更新していなかった、いわゆる「好きな作家ベスト100」を掲載する。公開した途端に後悔する、という、あれである。名前が「好きな作家ベスト100」でなくなったのは、「好きな」というのと「ベスト」というのが、同じことを意味していることに気づいたからだ(遅い)。「おすすめ」と銘打ってはいるものの、玄人ぶるつもりはないが、だれが読んでもおもしろいというような作家ばかりではない。また、例年どおり、順位はそのときの気分次第なので、あまり深く考えないでいただきたい。1位から20位くらいまでは全員1位、20位から50位くらいまでは全員2位、50位以下は全員3位という感覚だ。 以前は1位から順に発表という、緊張感もなにもないリストだったのだが、今回はこの「はてなブログ」に引っ越してからの初めての公開ということで、「見出し」機能を大いに駆使し、緊張感抜群の形式を実現した(※個人の感想です)。5

  • 川端康成の嘘 - 翻訳論その他

    川端康成が自身の翻訳観・日語観を披歴した文章に「鳶の舞う西空」という随筆があって、精読したことがある。「『源氏物語』の作者に『紫式部日記』があった方がよいのか、なかった方がよいのか。なくてもよかった、むしろなければよかったと、私は思う時もある」という書き出しのこの随筆は、最初のほう「源氏物語」の英訳や日古典の現代語訳について取り留めのない話をしているけれど、半ばあたりでおもむろに「川嶋至」という名前を出し、そこから先、この人への反論となる。どうやら翻訳の話は枕にすぎなくて、反論が題であるようだ。川嶋至は知らない名前だったので、精読の一環として軽い気持ちで調べ始めたら、とまらなくなった。それで結局、国会図書館まで行くはめになった。もう十年くらい前の話になるけれども。 いま小谷野敦『川端康成伝 双面の人』を読んでいるのだが、読み始めてすぐ、この人の名前が出てきた。引用させてもらう。「川端

    川端康成の嘘 - 翻訳論その他
  • 2007-03-29

    もうSF好きが買わずにはいられないノンフィクションがとうとう刊行された。つい昼休みに読もうと思って買ったらそのまま夕方までに一気読みしてしまった。 星新一 - Wikipedia ショートショートの名手というよりも、日におけるショートショートというジャンル自体を創出してしまったSF作家星新一の生涯をしるしたノンフィクションである。 まだアマゾンに登録されてないのでタイトルを書いておくと 「星新一 一〇〇一話をつくった人」最相葉月(新潮社)です。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 生涯1000編以上のショートショートを執筆したSF作家、星新一さん(1926〜97年)の作品の下書きや着想メモが大量に見つかった。 「ボッコちゃん」など代表作の制作過程が解明できる貴重な資料で、今日28日発売されるノンフィクション作家・最相葉月さんの評伝「星新一」(新潮社)でも内容が明かされ

    2007-03-29
  • そろそろ高橋源一郎について一言言っておくか - 2008-09-28 - 青色2号

    昨日の日記で中途半端なことしてしまったので改めて。 高橋源一郎というとどうも「室井佑月の元旦那でっていうかバツ3で競馬好きで書評がいちいち信用ならなくて全共闘の残りカスの小うるさいうさんくさいおっさん」みたいなイメージしかなかったりするかもしれませんが僕もたしかにそう思います。が、それはそれとしてこの人の小説は時々ほんとうにすごいので読んだことない人はぜひ読んでほしいなと思うしあまり読んだことない人はもっと読んでほしいと思うことしきりであります。*1 そこで昨日 こんなこと をしてしまったついでにもうちょっと宣伝してみることを心に決めました。しばしお付き合いください。 まずは初期三部作 とりあえず何から読み始めたらいいの?って人はここからどうぞ。79年から5年ほどの間に発表された初期の代表作はいずれも講談社文芸文庫*2で読むことができる。 「さようなら、ギャングたち」 この小説の発表時の吉

    そろそろ高橋源一郎について一言言っておくか - 2008-09-28 - 青色2号
    akihiko810
    akihiko810 2008/10/10
    >この小説を書き始めたとき、ぼくが決めていたこと――1.世界全部を入れる 3.愛と友情と哀しみを入れる 5.なおかつ、今世紀末の日本文学を代表する 7.そればかりか、21世紀の文学を予言する ←スゴイ!
  • 『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』刊行記念 川上未映子さん×穂村弘さん トークショー@三省堂神保町本店2008年1月12日 - Emulations

    歌人の穂村弘さんを迎えての同書のトークショー。失礼な言い方かもしれないけど、穂村さんは写真よりもさらに素敵な方でした。順不同で思い出すままに。あまり正確ではないと思いますので、ほかの方のサイトを読まれたほうがいいかもしれません。 ・最初に穂村さんが指摘したのは、未映子さんが言語感覚とテンションで書いている、ということ。言語感覚については後述。 ・タイトルの中にテンション(という言葉だったかどうか、これが怪しい。でもたぶんそれ系の言葉)の違いがあるということ。「そら」の部分でその前とあとで言葉の感覚が違ったものになる。あるいは「先端で、」という硬い言葉のあとでくだけた言葉が出てくることで同じような効果が出ているということ。 ・上記と類似して、文でも敬語になったり大阪弁になったり、省略して普通の日語の文としては成り立たないものが導入されることにより、やはり同じような効果が出ているということ

    『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』刊行記念 川上未映子さん×穂村弘さん トークショー@三省堂神保町本店2008年1月12日 - Emulations
    akihiko810
    akihiko810 2008/10/09
    >最初に穂村さんが指摘したのは、未映子さんが言語感覚とテンションで書いている、ということ。
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