2010年10月11日02:48 カテゴリアニメーションTV 終わりなき日常をだるく生きろ 『ホームムービーズ』 アメリカのTVアニメーションだって何種類もあり、子供向け、ティーン向け、大人向け、と様々だ。この大人向け、というのが重要で、日本の漫画文化が戦後、当時あった大人漫画を子ども漫画が駆逐した後、自ら大人向けのメディアとして脱皮したのに対して、アニメは1980年前後にヤマトやガンダムで大人向けのメディアに脱皮する予兆を見せながら、結局「子ども向け作品を大人が楽しむ」という文化になり、それが「子ども向けのフォーマットを残したままの大人向けの作品」というねじれた作品を産むことになる。別に非難しているわけではないし、そういうねじれた状況だからこそ、他では絶対に作らない作品が産まれているのも事実ではある。だが不自然な状況は長く続かないし、作品離れのサイクルが短いと同じような作品が飽きられもせ