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2012年10月27日のブックマーク (12件)

  • 津村記久子「ポトスライムの舟」読了。身につまされる傑作と感じました。淡々とした描写が好きです。 : ねこねこブログ

    2010年05月24日 07:24 津村記久子「ポトスライムの舟」読了。身につまされる傑作と感じました。淡々とした描写が好きです。 ポトスライムの舟 津村記久子さんの小説、芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」読了。傑作です。僕が読んできた芥川賞受賞作品の中でも最高峰だと思います。 昨日、ネットで歴史的事実と全く逆のことを書いた、人権を軽視している文章が凄まじく支持されているのを見て、非常に落ち込んで、お腹が痛くて朝早く目が覚めてしまい、欲もなく、図書館で借りたこのを手にとってなんとなく読んでいたんですね。そうしたら思っていた以上に引き込まれて、読み終えた後、『これは新しく面白い小説、面白い小説を書く新しい作家さんに巡り合えた』と感じて、ほんの少しですが、気持ちが楽になりました。この作家さんの他のも読んでみたいと感じさせてくれる出来でした。 作「ポトスライムの舟」は、桐野夏生さんや乃南ア

    津村記久子「ポトスライムの舟」読了。身につまされる傑作と感じました。淡々とした描写が好きです。 : ねこねこブログ
  • 2006-08-14

    八月の路上に捨てる 作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08/26メディア: 単行購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (136件) を見る 文藝春秋の2006年9月号に全文掲載されていたのを読みました。 たぶんこの作品を単行で1000円出して買うとちょっと勿体ないような気がするだろうし、文庫なら及第点かな、という感じです。 「文藝春秋」の1コンテンツとしては、かなりお得感がありました。「文藝春秋」って、読んでみると対談記事とかけっこう面白いんだけれど、ちょっと内容が詰めこまれすぎていて、毎月買う気力は起きないんですよね。でも、僕が長期入院するとしたら、毎月買いそうな気はします。 この「八月の路上に捨てる」なのですが、離婚届の提出を翌日に控えた男性が、自動販売機にジュースを補充する仕事をしながら同僚の年上女性に結婚生活を振り返る、という内容

  • 鷺沢萠が死んだ。4月15日

    Archival 日記 2004年4月15日 鷺沢 萠 4月15日 悲しい。鷺沢 萠 (さぎさわめぐむ) が死んだ。 今朝、昨日の留守電を聞いていなかったのでチェックしているとサギサワの秘書のOさんから伝言が入っていた。 連絡欲しい、とのことで携帯の番号も残されていた。 また、プロフィール写真を使用するから、と許可をもとめてきたのかなと思った。 もう、別にいちいちことわらなくてもかまわないと、言ってあったのに。またかな。律儀だ。 電話をすると、言葉につまったOさんがでた。 どうしたの? 「鷺沢が亡くなりました」 一瞬僕は意味がわからなかった。 サギサワの死?そんなところから一番遠いところにいると思っていた。 11日に亡くなり、親族のみで密葬をしたと言う。 しかしそうもゆかなくなり、昨日、親しい人たちに連絡をして通夜をしたという。 そして今日告別式だという。 それで昨日電話があったのだ。 も

  • アホヲタ元法学部生の日常

    「ラブライブ!The School Idol Movie」から学ぶ、法務部門と法務パーソンのあり方 ラブライブ!The School Idol Movie 劇場版オフィシャルBOOK KADOKAWA Amazon 明日からまた新しい年度が始まる。年度の始まりに応じて、新しいことを始める人も多いだろう。そして、そのような新しいことが始まる時期だからこそ、あえて「温故知新」の観点から、経営アニメ法友会企画として、古い話を振り返りたい。 2024年3月に4DXで再公開されたこの作品は、元々は2015年公開の映画である。つまり約10年前の「古い」作品である。既にこの作品の法的分析については、このブログ上で行ったところである。 ronnor.hatenablog.com しかし、その後、約10年に渡り法務経験を増加させた現時点で、四大法務交流会の一角を占める経営アニメ法友会の一会員として、この映画

    アホヲタ元法学部生の日常
  • your unknown music

    2009年にスタートした音楽ポータルサイト

    your unknown music
  • 覇記

    文明崩壊後――群雄割拠となった日で 男は、そのカリスマ性と弁舌力によって成り上がっていく。 彼はその果てに日列島の統一という大事業を興そうとしていた―― 今や列島の大半の地域では 避難所を母体として成立した【学園】勢力がひしめいている。 首都・京都では近代文明が維持され、 旧体制の下、今なお帝を頂いている。 東北では新たな勢力が勃興しつつあった。 巨大WEB漫画サイト で連載中 更新 2022/5/12 新・学園覇記20、架空人物捏造ファンタジー辞典 2022/5/8 186話 2022/2/21 新・学園覇記20 2022/2/12 185話 2021/12/16 新・学園覇記19 2021/12/12 184話 2020/6/28 新・学園覇記19 2020/6/25 183話 2020/04/13 新・学園覇記19、架空人物捏造ファンタジー辞典 2020/3/31 182話 20

  • gjks.org

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  • ReadMe!Girls!の日記・雑記:

    202406 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 202408 レディバグの2Dアニメ版と聞いて、パイロット版PVを手掛けていた東映が戻ってきたのか?って思ったけど、全然違いましたね。 やっぱり、東映動画は企画立ち上げの時にちょっとかかわってたくらいで、今はもう無関係なんだろうなあ。 まあ、これはこれで。 youtube上で公開されたショートアニメシリーズ。 アニメーション制作はフランスのアニメスタジオ「Monkey Eggs」 内容は、ヒーローとしてのレディバグや、キャットノワールの活躍を描くのではなく、番外編的な日常エピソード。 Netflixのロゴがあるとこみると、Netflixがスポンサーになってのプロモーション的な意味合いの作品かしら。 最近

    akihiko810
    akihiko810 2012/10/27
    >パワーパフガールズとかカートゥーンとかアメコミとか
  • 真夜中の映画&写真帖 

    イマジカBSが『愛の嵐』を流していた。リリアーナ・カヴァーニは、これがあればもういいというくらいに濃密で危険な男と女の官能の劇を撮り上げた。女優とシャーロット・ランプリング、男優はダーク・ボガード。そういえば、いま、この名優を普通に語るような映画ファンをすっかり見かけなくなった。あの柔らかな毒を含む色気にあてられないのは、皆、それだけ健康・健全になったということか。いや、別にそんなこともないだろう。多分、語りたくても求められないし、語っても反応がないから、止めてしまうのだ。そういう風潮ならたしかにある。 僕が子供の頃こういう大人の世界を垣間見せてくれる役者たちがいた。彼らの作品の広告もそのことを強調し、それをそのように伝えてくれる批評もあった。それらは人間の闇に微かな光を当てていた。なにしろダーク・ボガードである。ジョセフ・ロージーの『召使』『できごと』、ジョン・シュレシンジャーの『ダーリ

    真夜中の映画&写真帖 
    akihiko810
    akihiko810 2012/10/27
    >画や写真による緊張と弛緩の幻想
  • 紙魚の筺

    ・小川洋子「を抱いて象と泳ぐ」……nekoodaite ・桐山襲「パルチザン伝説」…………partisandensetsu.htm・ partisandensetsu.txt ・桐山襲「スターバトマーテル」………stabatmartle.htm ・大江健三郎「政治少年死す」………seijishonen.htm・ seijishonen.txt ・深沢七郎「風流夢譚」………………huryumutan.htm・ huryumutan.txt ・中村星湖「少年行」…………………shonenko.htm ・三枝和子「響子微笑」………………hibikikomisho.htm ・原秀雄「日没国物語」………………nichibotsu.htm ・沼正三「家畜人ヤプー」……………YapooZoomBook ・庄司薫の入手困難作品集…………k_shojiZoomBook ・村上春樹単行未収録作品………h_

  • マゾヒズム文学の世界

    ブログを移転します! 移転先↓ マゾヒズム文学の世界 ・はじめに ・マゾヒスト・谷崎潤一郎―真に理解しうる人々による真の理解を目指して 総論 ・日のマゾヒズム文学の三大要素 ・スクビズム総論 ・苦痛と陵辱 ・愛情の一方通行 ・女の忘却 ・手段化法則と物化倒錯 ・生体家具の代替性と慈畜主義 ・セルヴェリズムとパジズム ・トリオリズム総論 ・ミスター・ポストマン―マゾッホと谷崎のトリオリズム ・白人崇拝論 ・明治人の仰ぎ見た西洋人 ・韓国崇拝論 ・ドミナの類型学 ・「思想小説」か「好色文学」か ・谷崎潤一郎と沼正三の共通点と相違点 谷崎潤一郎序論 ・『創造』論~美男美女崇拝 ・『女人神聖』論~貴族の兄妹、奴隷の兄妹 ・『嘆きの門』論~華族様の恋 谷崎潤一郎のスクビズム ・『少年』論~スクビズムの楽園 ・『富美子の足』論~やっぱり足が好き! ・『捨てられる迄』論~堕ちていく快楽、委ねる快楽 ・

    akihiko810
    akihiko810 2012/10/27
    >谷崎潤一郎・沼正三を中心にマゾヒズム文学の世界を紹介
  • アニメ製作現場のお話

    今は国民的巨匠になってしまわれた宮崎 駿氏が『母をたずねて三千里』の時にアニメーターに配付したとおもわれる資料である。 パースに関して重要なことが適格に書かれているので、アニメ界の発展のためにアップさせてもらうことにした。 ‥‥ 非常に残念なことだが、このダメな典型例(以下<ダメ絵>と略す)がアニメ界に蔓延している。 しかもこの<ダメ絵>を描いている人たちは、エイズウィルス保菌者のように、それがダメなことを知るよしもなく<ダメ絵>遺伝子を次世代に残していくのである。 ‥‥なんとかい止めなければ! 11/05/2005