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2014年10月18日のブックマーク (8件)

  • イギリスのアンダークラスとは何か、その形成過程について | Call of History ー歴史の呼び声ー

    伊藤大一(2003)「ブレア政権による若年雇用政策の展開 若年失業者をめぐる国際的な議論との関連で」、同じく伊藤大一(2003)「イギリスにおける「アンダークラス」の形成 ブレア政権における雇用政策の背景」において、英国のアンダークラスとは何か、についてMacDonald.R.(1997)の説を以下の通り紹介している。 『「アンダークラス」とは、「社会的、経済的変化――特に脱工業化(de-industrialisation)――や、文化的行動諸パターンを通して、一般に正規に雇用された労働者階級や社会から、構造的に分化され、文化的に区別されるようになった階級構造の底辺に位置付く人々の社会グループないしは階級であり、かつ現在では、固定的に福祉給付に頼り、ほぼ永続的によち貧しい諸条件や地域の中で、生活するように限定された社会グループないしは階級のことである」』 統計上の失業者であると同時に、就業

    イギリスのアンダークラスとは何か、その形成過程について | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 『夜は千の目を持つ』を薦めてみる - Books and You

    漫画まあ、音楽でも聴きながら読んでほしい。The Night Has a Thousand of Eyes / John Coltrane 「面白い人」と「うまい人」小学生や中学生、あるいは高校生の頃、必ずクラスには「面白い人」というのがいた。その前日にテレビで放映されたお笑いのネタを再演し、みんなを「おもしれー」と笑わせる人間のことである。しかし、厳密に言えば彼ら/彼女らは「面白い人」ではない。彼ら/彼女らは、丁寧かつ正確に誰かが作ったギャグを再現するだけである。だから、「話のうまい人」とか「ものまねのうまい人」と呼ぶべきなのである。当の「面白い人」は、面白さを創出する。それまで、誰も面白いと思わなかったものや、あるいは笑いの対象になると考えることすらなかったものを採り上げ、笑いに変換させていく。それが彼らの表現活動だ。ここで、私がいっつも病気みたいに気にしている「発信者」と「受信者」

    akihiko810
    akihiko810 2014/10/18
    上野顕太郎 不条理ギャグ漫画の系譜
  • 混住社会論54 長嶋有『猛スピードで母は』(文藝春秋、二〇〇二年) - 出版・読書メモランダム

    長嶋有の『猛スピードで母は』は団地で暮らす母と息子の生活をテーマとしている。この小説を読みながら、私が思い浮かべたのは江藤淳の『成熟と喪失』における、安岡章太郎の『海辺の光景』への言及の一節である。そこで江藤は次のようなことを記していた。家族というものは「天皇制」とか「民主主義」とかいった公式の価値によって生きるのではなく、「母親のエプロンのすえたような洗濯くさい匂い、父がとにかく父としてどこかにいるという安心感」といったもの、すなわちそのようなイメージによって生きるのだと。 安岡の『海辺の光景』が発表されたのは一九五九年、江藤の『成熟と喪失』は六七年で、すでにほぼ半世紀前のことになる。それらに対し、長嶋の『猛スピードで母は』は〇二年であり、安岡の作品とは時代背景も家族状況も異なり、しかもこちらは母子家庭小説に他ならないし、江藤の一節に類する言葉も見当たらないけれど、そのような母に対する息

    混住社会論54 長嶋有『猛スピードで母は』(文藝春秋、二〇〇二年) - 出版・読書メモランダム
  • 新世紀カルトホラー-西岡兄妹『神の子供』 : 夜更けの百物語

    あ、この絵柄絵で見たことありますよ。屋さんで見かけて、不気味というか不安になる絵だったんで気になったことあります。買って読んだりはしてないんですけど。 絵も出してるね。『人殺しの女の子の話』とか『死んでしまったぼくの見た夢』とか。 な、なんとも強烈なタイトルですね。絵のタイトルとは思えません。 内容的には子供向け絵じゃないからね。その2つだとどちらかといえば『死んでしまったぼくの見た夢』の方が、西岡先生らしい作風で初めての西岡作品にはオススメです。 あとは最近新装版で再版された『地獄』とか。 悪夢か白昼夢のような変わった読後感があります。下は『地獄』の1篇「天使」 それにしても独特の絵柄ですねぇ~。なんかキャラクターに生気がないというか人形みたいな感じですよ。ん、そういえば西岡兄妹先生ってペンネーム、変わってますけど当にご兄妹でやってるんですか? そうそう、お兄さんで文と物語担

    新世紀カルトホラー-西岡兄妹『神の子供』 : 夜更けの百物語
    akihiko810
    akihiko810 2014/10/18
    西岡兄妹先生の『神の子供』
  • 安部公房|脳の中の湖

    脳の中の湖読書録等です。胡散臭いブログや宗教・占い、スピリチュアル系やセールス目的お断り。それと、ながーーーい記事書く人も。

  • コラム別に読む : 戦争と一人の女 [原作]坂口安吾 [漫画]近藤ようこ - 長薗安浩 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■破滅の気配がまとわりつく女と暮らす 〈夜の空襲はすばらしい〉 坂口安吾の同名小説を原作とする近藤ようこの『戦争と一人の女』は、こんなモノローグではじまる。太平洋戦争末期、米軍機の空襲に脅えるようになった東京で、防空壕から夜空を見上げる女。〈私は夜の空襲が始まってから 戦争を憎まなくなっていた〉 親に売られて女郎となった女は、客の男に落籍(ひか)されて酒場のマダムをやっているとき、野村という男と知りあった。女は不感症ながら淫蕩で、野村も含めほとんどの常連客と関係をもった。ある晩、女は一緒に暮らさないかと野村を誘い、〈どうせ戦争で滅茶々々になるだろうから今から滅茶々々になって 戦争の滅茶々々に連絡しようか〉と野村もこれを受けいれる。こうして戦時下にはじまった2人の生活が、敗戦直後まで描かれる。 安吾の原作は野村の視点で書かれた女の話であり、その続編は、同じ事象を女自身の眼からとらえたものだっ

    コラム別に読む : 戦争と一人の女 [原作]坂口安吾 [漫画]近藤ようこ - 長薗安浩 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    akihiko810
    akihiko810 2014/10/18
    「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」「私は海を抱きしめていたい」
  • [映画]レオン・完全版: 極東ブログ

    なんとなく見逃していた映画「レオン」を見た。日公開は1995年3月25日で、その20日に地下鉄サリン事件があった。そして22日には上九一色村の強制捜査があった。この映画はそうした世相の記憶と結びついている。作成されたのは1994年なのだから、そこから考えると20年経ったことになる。あのころもチョーカーとか流行っていたな。 どうしたことか私はこの映画をフランス映画だとばかり思っていた。ジャン・レノ(Jean Reno)が主演だからというのもある。なので当初、ブルーレイでフランス語に切り替えられないのかなと戸惑っていた。しかし考えてみたらニューヨークが舞台である。それでも映画の感触としてはフランスっぽい印象も強かった。光の扱い方のせいだろうか。音楽もよかった。 少女マルチダを演じてる子はなんとなくユダヤ人だろうなと思ったが、パドメ・アミダラのナタリー・ポートマン(Natalie Portma

    [映画]レオン・完全版: 極東ブログ
    akihiko810
    akihiko810 2014/10/18
    劇場版ではマチルダの仮装シーンがカットされてるときいたけど。映画評論家の教授が「ベッソンは『レオン』で才能使い果たしたねぇ…」と言ってた。ポートマンは以降、ロリ少女の役は断ってたのがプラスになった
  • 電脳マヴォ:ムライ ムライ作品集 トリコの本棚

    丹念緻密に描きこまれた絵柄とキャラクターの可愛らしさの中に潜む叙情的世界観。2011年に京都精華大学マンガ学部ストーリーマンガコースを卒業したムライさんは、在学中から既に他の誰にも真似できない作風を持っていました。2012年7月には初の作品集『路地裏第一区』が発売されています。オリジナルだけでなく、原作付きの作品も違和感なく仕上げる彼女の技術はまさに職人技。電脳マヴォでは、ムライオリジナル作品だけでなく、原作付き作品もあわせて公開していきます。(吉江)