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2019年1月26日のブックマーク (3件)

  • 密漁は暴力団の大きな資金源

    高級なアワビやナマコをありがたくすとき、その代金は暴力団へと流れているかもしれない。暴力団とはまったく関係のない生活を送っていても、といった身近な点で接している場合もあるのだ。 今回は、暴力団と密漁について6年間取材し『サカナとヤクザ』(小学館)を上梓した鈴木智彦氏に暴力団と密漁、警察や海上保安庁の対策などについて話を聞いた。 ――鈴木さんのご著書である『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋社)も暴力団という切り口から問題に切れ込んでいます。暴力団の取材を長年続けているのもあると思いますが、他にも理由があるのでしょうか? 鈴木:政治にしても、経済にしても貧困や差別といった社会問題にしても暴力団という切り口で切り込めない問題はないんです。長年取材をしていることもありますが、そう考えると私のひとつの武器になっていますね。 ――その武器を使って今回は魚に焦点を当てたということですね。密漁

    密漁は暴力団の大きな資金源
  • 「誰かを傷つけていることを、知ってほしい」成人誌がコンビニから消える意味

    コンビニ大手3社が、8月末までに「成人向け雑誌」の販売を取りやめることを決めた。女性や子供、訪日客などへの配慮を理由としている。 表現の自由や「成人向け雑誌」「成人誌」の定義の曖昧さから、こうした判断を懸念する声も上がった。一方で、BuzzFeed Japanの記者がTwitterで「来店しやすくなる人がいるのか。非実在なんじゃ」などと発言し、多くの批判を浴びた。 実際には「コンビニに行きやすくなる」と歓迎する人はいる。BuzzFeed Newsはそういった人たちの思いを改めて取材した。 成人向け雑誌の販売をめぐっては、1月21〜22日にセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートが8月末で販売を中止することを決めた。大手3社が足並みをそろえた。 ファミリーマートを運営する「ユニー・ファミリーマートホールディングス」広報室によると、2018年4月から「直営店を含む国内約2000店で既に取り

    「誰かを傷つけていることを、知ってほしい」成人誌がコンビニから消える意味
  • 小説の神様に向き合い続ける作家──物語をつくる人#02 村田沙耶香さん[前篇]

    小説家や脚家が「物語をつくる理由」を探っていく連載企画「物語をつくる人」。第2回は、芥川賞作家の村田沙耶香さんにお話を伺いました。 小学生の頃から小説を書いていたという生粋の「つくる人」である村田さんは、いつ頃から小説の世界に魅了され、どのようにその世界と向き合っているのでしょうか? 取材・文=志村優衣(SPBS) 写真=横尾涼 物語に100%気で向き合う大人がいるなんて! ──まずは、村田さんの物語の原体験からお聞きしたいと思います。小さい頃から、よくは読まれていたのでしょうか? 村田:そうですね、は好きでした。私はニュータウンで育ったのですが、大きい屋さんとか古屋さんとかはあまりなくて、図書館や図書室のを借りて読んだり、兄や母の買ったを読んだりしていました。幼稚園の図書室も好きでしたね。 ──幼稚園にも図書室があったんですね。 村田:たしか、そうです。あとは近所の集会所

    小説の神様に向き合い続ける作家──物語をつくる人#02 村田沙耶香さん[前篇]