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2019年10月12日のブックマーク (11件)

  • 川上未映子が話す。わたしたちはなぜ子どもを生むのか、生まないのか

    人はいつのまにか生まれていて、いつか死んでしまうその日まで、時間は止まらないし、どんなに強く願っても、時間は、誰かは、かえってきてくれない。すべての呼吸、言葉、時間、ふれあい、感情、思い出は一回きりで、その「取り返しのつかなさ」にたいして、小説家の川上未映子さんは、子どもの頃から切実な興味をもって生きてきたといいます。 新作『夏物語』は、その「取り返しのつかなさ」の最たるものである、「生まれてきてしまうこと/そして死んでしまうこと」のいっさいが描かれている、これまででいちばん長い物語です。たくさんのお話をうかがったので、今回は前編・後編にわけて、川上未映子さんとの対話をお届けします。前編はおもに、「子どもを生む」ことについて。『夏物語』というタイトルからは、作が女性やフェミニズムということに限定されない物語だということが伝わってきます。これは女性にかぎらず、すべての人間にかかわる、人生

    川上未映子が話す。わたしたちはなぜ子どもを生むのか、生まないのか
  • 〔週刊 本の発見〕『お砂糖とスパイスと爆発的な何か−不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』

    毎木曜掲載・第129回(2019/10/10) フェミニスト批評の知的快感 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か−不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(北村紗衣、書肆侃侃房)/評者:渡辺照子 私なりに批評の定義づけをさせてもらうとすれば、批評とは、何が面白いか、なぜ面白いかを他者にきちっと言語化して伝えるワザだと思う。だから「得も言われぬ味わい」などという表現はきっと許されない。 さらに、表出されたものを通して、それが意味するものを解読する営みだと言ったら少しは批評の役割がわかるかもしれない。特に、書は「フェミニスト批評」と銘打っている。長い歴史の中で、男性による創作、視点、価値観が普遍的なものだと思われてきた、その限界と偏りが解き明かされる。 男性性は、普遍的なものではなく、これまで欠落させてきた女性の、つまりフェミニズム的な視点が、批評をより豊かにしてくれる、という一貫した姿勢が

  • PUNPEE『ジョーカー』を語る

    PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中でバットマンのヴィラン、ジョーカーの誕生を描いた映画『ジョーカー』について話していました。 #JokerMovie is the #1 Movie in the World. Now playing everywhere. pic.twitter.com/bQM3E94Opo — Joker Movie (@jokermovie) October 7, 2019 (PUNPEE)お送りしたのはPSGで『PSG現る 1972』でございました。 PSG『PSG現る 1972』 10年前に出したこの曲をなんでかけたかっていうと、先日10月9日がその自分のいたグループなのか、いるグループなのか。ちょっとわかんないですけども。そのPSGの『DAVID』っていうアルバムが出てからちょうど10年目という感じだったのでかけさせていただき

    PUNPEE『ジョーカー』を語る
  • 主演女優の家族への中傷、そして上映中止。『第三夫人と髪飾り』の監督がそれでも絶望しない理由とは

    世界で賞賛された映画国ベトナムでは公開4日で上映打ち切り。その背景には今なお続くとも言われるベトナムの歴史の暗部があった。

    主演女優の家族への中傷、そして上映中止。『第三夫人と髪飾り』の監督がそれでも絶望しない理由とは
  • 韓国で売れなかった中国SF「三体」、日本での大ヒットが中国で話題に

    【10月11日 東方新報】中国が誇る国宝級SF作家・劉慈欣(Liu Cixin)氏の代表作「三体(The Three-Body Problem)」(早川書房刊)第一部の邦訳が、今年7月に日で発売されて以降、中国小説の翻訳ものとしては異例の大ヒットを飛ばしていることが、中国で話題になっている。日語版は発売後1週間で10回以上重版し、あっという間に10万部が売れたという。近年の日の出版不況を考えれば奇跡に近い。日よりかなり早く出版された韓国版は初版400部しか売れず、劉慈欣氏自身を困惑させたこととは対照的だ。 多くの日人読者が読後の感想をネットに上げており、ほとんどが高評価。アニメ映画『君の名は。(Your Name.)』の新海誠(Makoto Shinkai)監督も、「三体」を新幹線に持ち込んでいる写真をツイッター(Twitter)に投稿していたことは、中国にも多い同監督ファンの間

    韓国で売れなかった中国SF「三体」、日本での大ヒットが中国で話題に
  • 『進撃の巨人』作者・諫山創と村上春樹の共通点とは?担当編集者に聞く、“全人類に届く”マンガのつくり方 | アル

    『進撃の巨人』作者・諫山創と村上春樹の共通点とは?担当編集者に聞く、“全人類に届く”マンガのつくり方 2019/10/11 15:43 特集 「インターネットやSNSの時代に、どういった作品を描けばいいのか分からない」 しばしば漫画家さんがこぼす悩みです。スマホがあればYouTubeでいつでも映像コンテンツを観れるし、ソーシャルゲームで暇つぶしもできる。あらゆる形式のコンテンツが溢れ返り、可処分時間の奪い合いが繰り広げられるなか、「人気に火がつくマンガの条件やパターンにも変化が訪れているのではないか」と、作り手も頭を悩ませているのです。 前回のインタビューで、『SPY×FAMILY』(遠藤達哉著)や『チェンソーマン』(藤本タツキ著)の担当を務める『少年ジャンプ+』編集者の林士平さんは、「『面白い作品を描けば読んでもらえる』という原理原則はいつの時代も変わらない」ことを力説してくれました。

    『進撃の巨人』作者・諫山創と村上春樹の共通点とは?担当編集者に聞く、“全人類に届く”マンガのつくり方 | アル
  • クソゲーだから,覚悟のうえで買ってほしい――「moon」移植版配信開始記念,木村祥朗氏&西 健一氏インタビュー

    クソゲーだから,覚悟のうえで買ってほしい――「moon」移植版配信開始記念,木村祥朗氏&西 健一氏インタビュー ライター:箭進一 カメラマン:増田雄介 1234→ 「もう,勇者しない。」をキャッチコピーに「伝説のアンチRPG」と銘打たれた「moon」は,現実世界の主人公がRPGの世界に吸い込まれ,“勇者”が殺したアニマルたちのソウル(魂)を救っていく……という強いメッセージ性を持つ作品だ。 1997年10月16日にPlayStation向けに発売された「moon」が,2019年10月10日,Nintendo Switchのダウンロード用ソフトとして復活を遂げた。 そんな「moon」を生み出したソフトハウスがラブデリックだ。スクウェア(現スクウェア・エニックス)において「スーパーマリオRPG」などの作品に携わった,西 健一氏,工藤太郎氏,木村祥朗氏らが中心となってゲーム制作が行われた同社は

    クソゲーだから,覚悟のうえで買ってほしい――「moon」移植版配信開始記念,木村祥朗氏&西 健一氏インタビュー
  • TBSラジオ ときめくときを。

    ラジオ放送局「TBSラジオ」のサイト。TBSラジオの周波数は[AM954kHz/FM90.5MHz]。PCやスマートフォンではradiko(ラジコ)でもお聴きになれます。全国のラジオ34局ネットワークJRN(JapanRadioNetwork)のキーステーション。記事や番組内容、オンエア楽曲、最新イベント・グッズ情報などのコンテンツを毎日更新中!!

    TBSラジオ ときめくときを。
  • 昭和天皇を燃やすやつなんだけど(あとあいトリ2019の感想)

    昭和天皇の写真が燃やされて「日国民が傷つく」とか思ってる人、実際よくわからんのだけど。 昭和天皇の写真燃やされてウケる〜とか思っちゃいかんのだろうか、そのひとたちにとっては。 少なくとも私は昭和天皇の写真が燃えてるのを間近で見ると興奮すると思うので、「傷ついた日国民」に勝手にカウントしないでほしい。T田さんとかH田さんとかK村さんのことね。 私のそういう発想が不愉快なら私のことをべつに「非国民」とか呼んでくれてもいいけど、私にとって昭和天皇の写真が燃えるのは、後醍醐天皇の肖像画が燃えるのとあんまり大差ないよ(ウケるのは昭和天皇の写真が燃える方だけど)。 なんにせよ、自分の所属するカルトを飛び越えて主語を大きくするのはよくないよね。ここに存分に罵倒ツリーをぶら下げてもいいから、「昭和天皇の写真燃やされても別に不愉快でなくむしろウケる」と思うやつが標1個ぶんいることは、その罵倒の中でさら

    昭和天皇を燃やすやつなんだけど(あとあいトリ2019の感想)
  • Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika

    今年、結成30周年を迎えたヒップホップ界のパイオニア・RHYMESTER。そのMCにして、トラックメイキングを含めたソロ活動やユニット・マボロシなど、幅広い活躍を見せてきたのがMummy-Dだ。 今年49歳を迎えた彼は、卓抜したライミングや飄々としたキャラクターで人気を博す。しかし、どんな人間にだって葛藤はある。今回彼がリラックスしたムードで話してくれたのは、Fikaのテーマであるクラフトマンシップや、もの作りへのこだわり、そしてキャリアを積み重ねたからこそ、絶えず自問自答を繰り返し、一歩でも前を目指そうとする「現在地」についてだ。 365日24時間音楽と向き合い続けるミュージシャンが、唯一心安らぐ余暇は「歴史」 ―このインタビューは8月に行われていますが、RHYMESTER結成30周年を記念した47都道府県ツアーのお休み期間なんですよね? Mummy-D(以下、D):そうだね。夏はフェス

    Mummy-Dの30年ラップを続けた境地「ラップで人間国宝を目指す」 | Fika
  • 今まで「女子」に守られていた30代女が「女子を卒業する日」を描いた漫画が刺さる

    一秒 @ichibyo3 @haruka180cm_wk ありがとうございます、でも時間ないのでラフで仕上げちゃいました! 30代女のあるあるですよね…周りからのジャッジが急に厳しくなるという… 2019-10-10 18:38:18

    今まで「女子」に守られていた30代女が「女子を卒業する日」を描いた漫画が刺さる