写真|二瓶彩 ――イジリーさんと言えば、「ベロを使った芸風」「アイドル番組の司会者」「モノマネ芸人」「役者」など色んな顔を持っています。そもそもお笑いに目覚めたきっかけは? イジリー岡田(以下、イジリー):中高生の頃は『欽ドン!』(フジテレビ系)、『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)、『欽ちゃんの週刊欽曜日』(TBS系)などの、萩本欽一さんが「視聴率100%男」と言われた時代のテレビを観て育ってきまして。で、その前は小学校の時に初めてテレビで観た、チャップリン。 ――ルーツは萩本欽一さんとチャップリンだったんですね。 イジリー:偶然にも萩本欽一さんはチャップリンを尊敬してて、そこも不思議と繋がってるんですよね。高校では同じ放送部のメンバーと、いつもお笑いの話をしていたので、高校1年の時に「卒業したら、ドリフターズみたいに5人でやろうぜ」とみんなで言ってたんです。しかも僕、人の話を