2011年03月01日08:55 by 谷口マサト バタイユの『眼球譚』が変態すぎるので4コマ漫画にしてみた カテゴリ4コマ漫画 chakuriki Comment(1) リクエストがあったのではじめて読んで4コマにした。 物語は一貫して『眼球』がテーマになる。 最初は卵の黄身を眼球のモチーフとして、様々な黄身を使った遊びからはじまり、どんどんエスカレートしていく。途中ででてくる牛の睾丸も眼球になぞえている。 この一見変態本、もしくは単なる変態本かもしれないこの物語が謎めいているのは、バタイユが思想家であり、単なる変態本を書く知性の人ではないからだ。それであれば眼球はなにを意味しているのか? 私としては、眼球は「意識の位置」のモチーフだと思った。 バタイユは、「アセファル(無頭人)」という秘密結社を創設し、森の中で羊の首を切断するなどの儀式を続けた時期がある。同じ時期に交流があった岡本太郎