名セリフで振り返る、往年の名作マンガたち 都窪菊子は高校2年生。 大島弓子が好んで描く「これといった取り柄のない」女子高生です。 部屋のぶらさがり健康機に首つり縄をぶら下げて見ていると落ち着く… そんな消却的な自殺志願者です。 心配する家族たち。大学で心理学を専攻している菊子の兄の発案で、ショック療法が試みられることになります。 菊子が不治の病にかかっていて、あと数日しか生きられないと、家族全員で彼女をだますのです。 そして、彼女がもっと生きたいと願ったタイミングで嘘だったと種明かしをするという作戦でした。 という感じで、何とも言えないゆる~い感じのストーリーが展開していきます。 〈今日の名セリフ〉は生きる事をあきらめた菊子の学校での独白です。 じゃあね もうわたし 来月にはいないのよね それを わたしは知っている なんとなく なんつうの あまい感じ 四月怪談も綿の国星も、とりえのない人生
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