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ブックマーク / www.green.dti.ne.jp (4)

  • 『ストレンヂア』 伏線対応表

     私にはとうてい信じられないことだが、『ストレンヂア』を、「お話はつまらんけど作画は凄い」と評する声は多い。 とんでもない話である。 『ストレンヂア』は、『ダイ・ハード』に匹敵するくらい緻密に構成された映画だ。建築物のごとく入念に組上げられた段取りあってこそ、クライマックスで炸裂する中村作画が生きるのだ。 その構成の妙をあまさず示したのが下の表である。じっくり味わって頂きたい。

    akihiko810
    akihiko810 2015/02/13
    時代劇アニメ映画『ストレンヂア 無皇刃譚』(ストレンヂア むこうはだん
  • アニメ作家の35歳

     アニメ作家は、実務経験、社会経験を積み、体力気力の充実した35歳頃、幅を取って30代後半に、名刺代わりになるような代表作をモノにすると言う。 そこで、生年の判明しているアニメ監督が、30代後半にどんな作品を作っていたか一覧にしてみた。 監督作品に限定したので、ビッグネームでも除外した人もいる。安彦良和の代表作を『クラッシャージョウ』('83年、安彦36歳)とするには抵抗があろう。 作品によっては、「構想○年制作○年」などという場合もあり、完成から公開まで時間がかかった場合もあるはずだが、とりあえず公開年で統一した。したがって、正確に何歳の時制作していたかは個別に検証が必要である。また世代分けは便宜的なもので厳密ではない。 作品のチョイスも含めて、概ね納得のいくラインナップになったのではないかと思うが、いかがだろう。

    akihiko810
    akihiko810 2015/02/12
    アニメ監督が、30代後半にどんな作品を作っていたか一覧
  • 『アニメージュ』人気投票に見るアニメキャラ鼻筋表現の変遷

     現在、萌えの文脈にあるアニメキャラは、正面顔のとき鼻筋が描かれない傾向にある。 上の『けいおん!』の絵が典型例であるが、鼻の表現は点が一つ打たれるだけだ。ここではこういう表現技法を「点鼻」と呼ぶことにする。 なぜこうなったのかとの問いに対して一義的には、「それが好まれるからだ」との答えが返ってくる。もう少し踏み込むと、「凹凸が少なくて丸っこい幼児的な造作が可愛いと認識されるからだ」と説明される場合もある。 私は常々、こういう説明に不満を感じていた。好ましく感じられる絵だというのは、好ましいから好ましいと言っているだけのことで何の説明にもなっていない。 かわいさ(cuteness)に関する実験心理学研究のほとんどは、ベビースキーマ(baby schema)という概念に基づいて行われている。オーストリアの動物行動学者コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz)は、非力で助けの必要な

    『アニメージュ』人気投票に見るアニメキャラ鼻筋表現の変遷
  • 氷川竜介先生のアニメ講座 三越

    橋三越店のカルチャーサロンで、氷川竜介先生の公開講座が不定期に開催されています。 この文章は、そのとき聴講した内容を私が簡単にまとめたものです。 過去の日記に書いた文章ですが、内容はそのまま転載しました。 なお、以下に画像を埋め込んでおりますが、当然ながら講義の席上では正規の画像を使用しておりました。念のため。 ’06年11月19日(日) 第2期講座の第1回 アニメの骨子を作り込む~脚・演出と監督 日曜日に、三越のアニメ講座第二期に参加。 今度も3回に別れているが、それぞれプリプロダクション・プロダクション・ポストプロダクションに着目しての講座になるとのこと。今回はその第一回で、主に脚・絵コンテ・演出の話。来はその前段階として企画の話があるべきなのだが、今回は割愛。 とりあえずメモから羅列。 ・脚と台の違い 混同されがちだが、脚→絵コンテ→映像、となり、絵コンテから派生し

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