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ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (3)

  • 宇沢弘文先生は、今でも、ぼくにとってのたった一人の「本物の経済学者」 - hiroyukikojima’s blog

    経済学者の宇沢弘文先生が、9月18日に86歳でご逝去された。ご高齢だったので、遠からずこの日がやってくることはわかっていたし、覚悟をしてはいたつもりだけど、喪失感は予想以上のものだった。おととい、朝日新聞から電話取材を受け、ぼくの追悼の談話が昨日(9月27日)の朝刊に掲載された。学習院大の宮川さん、東大の吉川さんと肩を並べ、弟子としての談話を載せることができたのが、喪失感の中でのせめてもの慰めとなった。 この喪失感は、他のすべてのお弟子さんに負けない自信がある。なぜなら、他のお弟子さんたちはすべて、そもそも頭のいい「学問的セレブ」な人たちなので、宇沢先生に出会わなくても、若干専門分野は違っているかもしれないが、間違いなく今の地位を築いただろう。一方、ぼくはといえば、宇沢先生と出会わなければ、経済学を勉強することもなく、研究者になることも大学教員になることもなく、社会の片隅で世をはかなんで拗

  • 小説というものの難しさ - hiroyukikojima’s blog

    のっけからなんだけど、今日(8月20日)発売の週刊東洋経済(8/25日号)にぼくのどでかいインタビュー(2ページぶちぬき、写真もでかい)が掲載されてる。最寄りの書店などで立ち読みしてつかあさい。(印税は入らないので買えとは強制しませんです)。これは、先月に刊行した拙著『数学入門』ちくま新書の著者インタビュー。著作に書いたこととインタビューで話したことが非常に上手にまとめられてて、とても良い紹介になっている。このインタビューで興味が出たら、その足で新書の棚に向かい、『数学入門』ちくま新書ものぞいてみて欲しい。これは、刊行1ヶ月で、すでに二回も増刷がかかっていて好調。どこまで部数が伸びるか楽しみだ。 まあ、でも、今回書きたいのは、このことではない。小説のことだ。 小中高校生向けの数学小説(もちろん、大人にも楽しめる)、『大悪魔との算数決戦』技術評論社と『ナゾ解き算数事件ノート』技術評論社を書き

    小説というものの難しさ - hiroyukikojima’s blog
    akihiko810
    akihiko810 2012/08/21
    「小説的思考のススメ: 「気になる部分」だらけの日本文学」阿部公彦
  • 数学の道が閉ざされるとき - hiroyukikojima’s blog

    遅ればせながら映画『容疑者ケインズ』、もとい、映画『容疑者xの献身』を観てきた。 なぜ観に行ったか、というと、ぼくがCDまで買ってしまいそうな勢いの柴咲コウのファンだからでは決してなく、福山演じるガリレオ先生の講義のように教室を女子大生でいっぱいにするにはどうしたらいいかを学びたいから、ってえのでも全くない。実は、小学生の息子が、「どうしても観たい」、といったので連れていくことにしたのだ。息子は、テレビでの『ガリレオ』を観て、このシリーズのファンになったようだ。表向きには、理科マニアであることが理由なのだが、その実、柴咲お姉さまにやられてしまっているのかどうかは定かではない。(ママには内緒にしといてあげよう)。まあ、理科雑誌「RikaTan」(ムペンバ効果と経済 - hiroyukikojimaの日記参照)を与えて以来、繰り返し熟読しているので、まんざらウソでもないだろう。当に、この雑誌

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