「日本で3D映画を自主制作で作った人がいるらしい」。そんな噂を聞いた私はいてもたってもいられなくなり、さっそくインタビューしてきました。 その人物はなんと、映画感想サイトFilmarksに異常な熱量で3D映画のレビューを投稿していた人物でした。3D映画の歴史を過去から現在まで、そして個人でできる3D映画の作りかたまでを縦横無尽に語りまくる3D映画オタク必読(?)の12000字インタビューです。 大久保健也(おおくぼけんや) 1995年生まれ大阪育ち。中学時代より自主映画の制作を始め、60本以上の映像作品を手掛ける。数多くのインディーズアーティストのミュージックビデオの演出を経て、初の長編自主映画『Cosmetic DNA』(2020)が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道知事賞、ハンブルグ日本映画祭でジャンル作品特別賞を受賞、全国劇場公開される。他の監督作に『令和対俺』(2021