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ブックマーク / www.art-shinbi.com (1)

  • 高野文子の漫画はなぜ本のかたちをしているのか

    こんにちは、映像科講師の百瀬文です。 今回は受験のプレッシャーで日々疲弊している皆さんのせめてもの息抜きになればと思い、漫画家・高野文子のことについて書いてみようと思います。 すでに2002年の『ユリイカ』では大々的な高野文子特集が組まれており、何をいまさら感はあるのですが、自分なりにちょっと「ここがそそる!」というポイントをつらつらと書き連ねてみようと思います。というのも先日、高野文子の12年ぶりの新刊『ドミトリーともきんす』が発売されたからなんですね。 私もようやくこのあいだ立川のオリオンパピルスに走り込んで手に入れてきました。 (余談ではありますが、今年は大島弓子も新刊を出し、池田理代子先生に至っては40年ぶりに『ベルばら』の最新巻を出すという漫画界にとってはとんでもない年であります) 1980年代初頭に「漫画界のニューウェーブ」として注目を浴び、デビュー30年で単行6冊という寡作

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