7月7日の七夕投開票の東京都知事選では、過去最多とされる候補者56人が乱立し、政策よりも、ポスター掲示板ジャックや政見放送が目立つ事態になっている。 そうした中、都内の掲示板に気になるポスターが貼られているのを見つけた。坊主頭の男性の写真と「選挙に出るような非常識な人に政治が任せられるでしょうか?」という皮肉が効いたメッセージが添えられている。 写真の男性は外山恒一さん。2007年の都知事選に出馬し、政見放送で「こんなくだらない国はもはや滅ぼす以外にない。改革なんていくらやったって無駄だ!」と言ってのけた。 伝説の政見放送の人物として知られる外山さんにメールを送ったところ、1日置いて「ポスターはもちろん私(とその協力者たち)が貼っています」という回答とともに長文が寄せられた。 はたして、どんな意図でポスターを掲示しているのだろうか。そして今回の都知事選をどのように捉えているのだろうか。以下
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