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ブックマーク / www.bungei.shueisha.co.jp (7)

  • 『愚道一休』刊行記念対談 木下昌輝×朝井まかて「“わからない”を小説で問う」 | 集英社 文芸ステーション

    風狂に生きた室町時代の破戒僧・一いっ休きゅう宗そう純じゅん。 禅の道を究めんとした男の生涯に真っ向から挑んだ、木下昌輝さんの『愚道一休』がついに刊行されました。 今回は、大阪文学学校 (文校)の先輩でもある歴史小説の名手、朝井まかてさんをお迎えして、約十年ぶりの対談が実現! 文校伝統の「合評」で、互いの創作論をぶつけ合うなど、関西弁で繰り広げられるお二人の軽快なトークをご堪能あれ。 聞き手・構成/細谷正充 撮影/香西ジュン 木下 以前、「小説すばる」で書かせてもらったのが、天才絵師・絵え金きん(弘ひろ瀬せ金きん蔵ぞう)を主人公にした『絵金、闇を塗る』でした。次の作品も絵金みたいなアバンギャルドで芸術家のような人がいいかなと考えて、思いついたのが一休。彼の生き方はアーティストと言ってもいいんじゃないかと。それで一休を書きたいですって言ったのが始まりですね。 朝井 木下君は、もともと一休に関心

    『愚道一休』刊行記念対談 木下昌輝×朝井まかて「“わからない”を小説で問う」 | 集英社 文芸ステーション
    akihiko810
    akihiko810 2024/06/26
    木下昌輝さんの『愚道一休』
  • 『師匠』刊行記念対談 太田 光×立川志らく「談志を知らない世代のために」 | 集英社 文芸ステーション

    人気落語家・立川志らくさんが、師匠にして伝説の噺家である七代目・立川談志との日々を綴った自伝エッセイ『師匠』。 誌連載時から話題を呼んだ同作が、まもなく単行として刊行されます。 そこで、かつての談志が絶大な信頼を寄せ、「俺の未練を置いてく」とまで言わしめた爆笑問題・太田光さんをお迎えして、ふたりが目の当たりにした談志の凄すごみ、知られざる素顔について語り合っていただきました。 対談は、在りし日の談志が暮らした「練馬の家」にて。いまだ冷めない情熱の余韻とともにお届けします。 撮影/大西二士男 志らく 太田さん、この書斎には以前もいらっしゃったことありましたっけ? 太田 えぇ。5、6年前ですかね、テレビの収録で一度お邪魔してます。もうほんと、談志師匠の残り香だらけで(笑)。この机と椅子に座って書き物をされてたんだなぁとか、書棚を眺めるだけでも古今東西、やっぱりすごい勉強家だったんだなってい

    『師匠』刊行記念対談 太田 光×立川志らく「談志を知らない世代のために」 | 集英社 文芸ステーション
  • 『花散るまえに』刊行記念対談 佐藤雫×今村翔吾「勇気をもって、暗く苦しいほうへ進め」 | 集英社 文芸ステーション

    を失う恐怖と孤独から、逆にを傷つけてしまう細川忠興。 夫の歪ゆがんだ愛と、神の愛のあいだで揺れるガラシャ。 戦国で最も知られた夫婦の壮絶な愛を描いた歴史小説、『花散るまえに』が刊行されます。 刊行を記念して、著者の佐藤雫さんが、憧れの先輩作家・今村翔吾さんに会いに行きました。 新作の話から始まり、面白い歴史小説を書くコツ、直木賞受賞作の創作秘話、そして初めて口にするプライベートの秘密まで、徹底的に話していただきました。 構成/タカザワケンジ 撮影/露木聡子 ――まずは『花散るまえに』の今村さんの感想からお聞かせください。 今村 佐藤さんが『言の葉は、残りて』でデビューされた時に、この人は伸びるって周りに言ってたんですよ。『花散るまえに』を読んで、着実に伸びてるな、成長しているなって思いました。小説にはキャラクターやストーリー、いろいろな要素があるけれど、佐藤さんは最近の作家の中でも文章

    『花散るまえに』刊行記念対談 佐藤雫×今村翔吾「勇気をもって、暗く苦しいほうへ進め」 | 集英社 文芸ステーション
  • 第8回 松田青子さん(作家)が、チョン・ソヨンさん(SF作家)に会いに行く【前編】 | 集英社 文芸ステーション

    韓国SF作家、チョン・ソヨンさんが来日しました。チョンさんに会いに行くのは、女性の多様な生き様を模索しつづけてきた作家・翻訳家の松田青子さん。三年前、二人が対談する予定だった短編集『となりのヨンヒさん』の刊行記念イベントは、猛威を振るった新型コロナウイルス感染症によって無期延期となりました。 その間にも、松田さんの『持続可能な魂の利用』が韓国で翻訳され、チョン・ソヨンさんのエッセイ集『#発言する女性として生きるということ』が日で翻訳されるなど、作品での交流は活発に行われています。 三年を待ってついに叶った対談。生きること、書くことへの新しい可能性を探っていきます。 撮影/神ノ川智早 構成/すんみ 通訳/李希京 (2023年4月15日 神保町にて収録) 松田 三年前にSF短編集『となりのヨンヒさん』刊行記念の書店イベントにゲストとして呼んでいただきましたが、ちょうどコロナ禍が始まり、お会い

    第8回 松田青子さん(作家)が、チョン・ソヨンさん(SF作家)に会いに行く【前編】 | 集英社 文芸ステーション
    akihiko810
    akihiko810 2023/06/08
    短編集『となりのヨンヒさん』
  • 第7回 永井玲衣さん(哲学研究者)が、最果タヒさん(詩人)に会いに行く | 集英社 文芸ステーション

    雑誌「青春と読書」の連載エッセイ「問いはかくれている」で、流行語に隠された問いの考察を展開する哲学研究者の永井玲衣さん。 今回会ってみたいと願ったのは、自著の『水中の哲学者たち』に帯文を寄せてくれた詩人の最果タヒさん。 詩人の言葉に最も心惹かれるという永井さんが、言葉と速度の関係や、詩の言葉と日常で不意に口からまろび出る鮮烈な言葉との違いなど、最果さんとともに言葉の深遠さに迫りました。 撮影/江原隆司 構成/綿貫あかね (2023年2月14日 オンラインにて収録) 永井 最果さん、私の著書『水中の哲学者たち』に帯文を寄せていただき、ありがとうございます。「もしかして。あなたがそこにいることはこんなにも美しいと、伝えるのが、哲学ですか?」とに言葉の宛先を向けてくださり、とても嬉しかったです。今回初めてお話しするのが楽しみでした。 最果 ありがとうございます。最初、こののテーマが「話すとい

    第7回 永井玲衣さん(哲学研究者)が、最果タヒさん(詩人)に会いに行く | 集英社 文芸ステーション
  • 100年後の「本」|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー

    哲学者プラトンの『パイドロス』に、こんな話が出てくる。エジプトの古い神テウトは、算術や幾何学、天文学、将棋、双六、そして文字を発明した。あるときテウトは、エジプト全土に君臨していた王様の神タモスのところに行き、自分の持つさまざまな技術披露した。テウトは文字についてもタモスに説明する(『パイドロス』藤沢令夫訳、岩波書店版より)。 王様、この文字というものを学べば、エジプト人たちの知恵はたかまり、もの覚えはよくなるでしょう。私の発見したのは、記憶と知恵の秘訣なのですから。 ところがタモスは、このことばを咎めた。 たぐいなき技術の主テウトよ、技術上の事柄を生み出す力をもった人と、生み出された技術がそれを使う人々にどのような害をあたえ、どのような益をもたらすかを判別する力をもった人とは、別の者なのだ。いまもあなたは、文字の生みの親として、愛情にほだされ、文字が実際にもっている効能と正反対のこと

  • 前田司郎 グレート生活アドベンチャー 恋愛の解体と北区の滅亡 誰かが手を、握っているような気がしてならない 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇|突撃インタビュー なっしーのブック☆マーク|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー

    このところ、文芸界で若手演劇人の躍進がめざましい。 その先駆者のひとりが、劇団「五反田団」主宰の前田司郎さん。 劇団では脚家、演出家、俳優として活躍、昨年は「演劇界の芥川賞」岸田國士戯曲賞を受賞しました。 シュールな舞台が人気ですが、小説はさらにシュール。 めくるめく妄想の世界が広がり、「こんなことを考えるのって、一体どんな人!?」と読者の想像も膨らみます。 前田さんゆかりの五反田の町を巡りつつ、創作の極意をうかがいました! 小説家への適性を悟った小学4年生 --演劇と小説、両方で活動をしている前田さんですが、先に始めたのは演劇のほうですか? 五反田団の旗揚げが大学在学中の1997年、『愛でもない青春でもない旅立たない』で小説家としてデビューしたのは、その8年後ですよね。 前田司郎(まえだ・しろう) 1977年東京・五反田生まれ。和光大学人文学部卒業。 97年、劇団「五反田団」を旗揚げす

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