「フルサトをつくる」を発売スタートして、3週間ちょいがすぎた。淡路島と岡山市でイベントをやってみて、このあと尾道と東京でイベントを予定している。 学生の終盤にたまたま訪れた熊野に家を借りてしまって、さらにはビルを借りてしまった。 なぜそうなったかと言うと、熊野はなぜか前向きな野心を持つ若者が集まる場所が何カ所があったからだ。さらに、現地に仕事ができてより通う頻度が多くなってきた。その結果、8年目の2013年に家を借りることになったのである。 ちなみに限界を超えて消滅集落も多く、雇用などそうそうない。しかし、局所的には若者が集まっている。自分で仕事をつくるための基盤があるからだ。集まって話ができる場所とか、短期滞在しながら農業とかいろいろなことを学べる場所などがある。少ないながらも、若い人がはじめたカフェが点在していて、行けば英気を養えるし、情報も集まっている。 この本で言いたいのは、若者は