長引く不況の中、自社の経営に悩みを抱えている中小企業の経営者が多いのではないでしょうか。そんな中、経営の内部を社員に公開し、徹底的な透明化(=見える化)を継続することで、社員のモチベーションを高め、増収増益を達成した会社があります。それが経営サポート事業などを行なう武蔵野です。「中小企業のカリスマ」と呼ばれる同社の小山昇社長が「現場の見える化」の方法を伝授します。2回目は「パクり方」をご紹介しましょう。 同僚のまねをして成果を出すと、賞与を倍にする 人は誰しも「プライド」を持っていますが、会社がよくならないとしたら、それは「プライド」がジャマをしているからかもしれません。とくに「あの人のまねだけはしたくない」というプライドが、社員の成長を、ひいては会社の成長を妨げているのかもしれません。 よく「オレ、人のまねをしたくないんだよね」とか「自分らしさを大切にしたいんだよね」と語る人がいます。で