超越界線 上海外灘3号 洒落た表紙のデザインである。使用してある紙質もこちらでは手に入らない鈍い光沢の素材だ。もっとも上海には日本の紙メーカー“竹尾”が進出してるので、そこからの調達かもしれない。 ところで、中国現代アートその2は、この上海外灘3号という名のギャラリーが出版したこの本をメインに中国現代アートを解きほぐしてみることにする。 文化大革命を終えた中国現代美術は1985年を境に、ググッと動き始める。これを称して八五美術運動という。ぼくの水墨の師匠に、八五美術運動って知ってる?って尋ねてみると、「このときを境に抽象絵画が認められたんだよ。」って即答だった。うーん、師匠は本物だ。 八五美術運動を、もっと詳しく言えば、当時の中国美術界の大物たちが集まって安徽省の黄山でひらかれた『黄山会議』を言う。中国は美術も政治としっかり繋がってるので、この会議の決定は大きな意味をもつのです、この時の会
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