『ブログを10年続けて、僕が考えたこと』(倉下忠憲) おもいがけず大作だったので、なかなか感想がかけなかった。 ブログのこれまでをふりかえり、現状を把握し、 これからの方向性がかんがられている。 ブログが自分の人生におおきな影響をあたえた体験から、 倉下さんには ブログをいいかげんにあつかいたくないという つよいおもいがある。 ブログを大切にかんがえ、こうあってほしいとねがう。 プログを情報発信としてよりも、収益をあげる手段とするひともおり、 だからといって、それがかならずしもまちがっているとはいいきれないなか、 倉下さんのブログ観はわたしにネット界の良識をしめしてくれる。 ただ10年つづけたからというよりも、 この真摯な姿勢があるからこそ、おおくの読者の信頼をえるのだろう。 本書をよみながら、わたしは自分のブログ、そして自分のたち位置をなんどもふりかえる。 倉下さんはブログによる「積極的