金は天下の回り物とは申します。それでもお金というのは、有限であります。際限なく増やしてしまうと、インフレになります。なのでお金を回すのは、ほんとうの金持ちにまかせた方がいいと思われます。 そして私のような貧乏人は貧乏人で、衣食住に困らない程度に働き、趣味に生きたり教養を身につけたりしたらいいのではないかとも思われるのです。ただ現実としては、いまは貧乏だけれども、お金を回したいというヒトはたくさんいるわけです。 そういう”お金を回したい貧乏人”が手っ取り早くとる手法というのが、巧みなコトバ使いを身につけて、同じ貧乏人からお金を奪うというやり方なのです。その手法を学ぶために、ちょっと先をいくヒトにお金を払うわけであります。 奪うと表現すると、人聞きが悪いというヒトもいるかもしれませんが、それはホラ、先にも書いたように、お金は有限ですから。パイの奪い合いなのです。なにゆえこのようなことを申したの