ブックマーク / hirokimochizuki.hatenablog.com (3)

  • 組織に潰されないための離脱・発言・忠誠 - 望月優大のブログ

    厚労省から過労死白書が発表された。 過労死等防止対策白書 |厚生労働省 長時間労働に耐えられなくて、上司や同僚に会うのがいやで、勤め先のビルを見るのがいやで、そのために精神を壊したり、命を絶ったりする人の数が少しでも減ってほしいと心の底から思う。 信じられないほどの長時間労働、無意味に思える単純作業、権力を誇示するためだけの儀礼的なルール、そういったものも人並みには経験してきた。どんなに不快でもちっぽけな自分にはどうすることもできない、そんな無力感と常にセット売りだった。 アルバート・ハーシュマンという20世紀ドイツ政治経済学者がいる。彼は、組織に所属する個人が直面する問題に対して、個人の側が取れるアクションを大きく3つの型に整理した。1970年のことだ。 離脱(exit) 発言(voice) 忠誠(loyalty) 「離脱」はわかりやすい。組織のメンバーであることをやめること。言葉のポ

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    akisibu
    akisibu 2020/09/07
  • 経産省「次官・若手ペーパー」に対する元同僚からの応答 - 望月優大のブログ

    経済産業省の「次官・若手プロジェクト」によるペーパーが話題になっていた。私自身、新卒時に同省で働いていたのだが、このペーパーの作成に私の(個人的に親しい)同期なども関わっているようだ。 不安な個人、立ちすくむ国家 〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜 平成29年5月 次官・若手プロジェクト | 産業構造審議会総会(第20回)‐配布資料 | 経済産業省 したがって、以下に述べていくことについては、このプロジェクトの参加メンバーに対する人格攻撃の意味合いをまったく持たず、このペーパーが提案する国家観及び社会像そのものに対して応答していくものである。あらかじめ述べておくが、私の意見の基調は「反論」のそれである。しかし繰り返しになるが、その目的は特定の誰かへの攻撃ではなく、政府が発表しかつ社会的に話題になっている資料について、そこでなされている議論の整理と、別の視点を提供することだけをこの文

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  • 少年院訪問記 - 望月優大のブログ

    先日、茨城農芸学院という第1種少年院のスタディツアーに参加させていただいた。風化してしまう前に思考のメモ書きを残しておきたかった。 貴重な機会をつくってくださった育て上げネットの工藤代表、茨城農芸学院の小山院長ほか職員の皆様、そしてその他ツアーにご一緒させていただいたすべての方に心から感謝します。(文中の図表写真は当日説明いただいたときのものです。ありがとうございます。) ーーーーー 一つの問いから始めたい。少年院は刑事施設なのか、それとも教育施設なのか、はたまた社会福祉施設なのか。 少年院は,家庭裁判所から保護処分として送致された少年に対し,その健全な育成を図ることを目的として矯正教育,社会復帰支援等を行う法務省所管の施設です。(法務省より) あるいはこう言い換えてもいい。少年院は少年を罰しているのか、教育しているのか、それとも保護し助けているのか。 初めて少年院の門をくぐり、衣住、そ

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    akisibu
    akisibu 2016/07/24
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