Twitterは、「master/slave(マスター/スレーブ)」「whitelist/blacklist(ホワイトリスト/ブラックリスト)」など、人種差別を連想させるエンジニア用語を別の言い方に置き換えていく方針です。2019年の社員の黒人プログラマーの指摘がきっかけとなった取り組みは、今年1月から始まっています。 「blacklist」は「denylist」に置き換え 黒人のジョージ・フロイドさんの警官による殺害事件が発端となり、全世界へと拡がっているブラック・ライヴス・マター(直訳:黒人の命は大切だ)運動ですが、Twitter社内では人種差別的な表現として理解されかねないエンジニア用語を別の言葉で言い表す試みが実施されています。 取り組みのきっかけとなったのは、Twitter社員の黒人プログラマー、レジナルド・オーグスティン氏が2019年に受け取った社内メールです。エンジニア用語の