団塊の世代の先生方が退かれるので、今年は73名(急遽、原山先生が追加)の大量退職となる年度末です。 最終講義もそれぞれ、あちこちで開催されていますが、本日は大ファンの野家啓一先生の最終講義が川内キャンパスB200号室で開催されました。 全国からもご関係の方々が集まられたようで、教室は立ち見も出るほどの盛況でした。 なんとタイトルは「無題(untitled)」だなんて、カッコイイ! 司会をされたのは門下の直江清隆先生。 野家先生のご専門は科学哲学ですが、東北大学でご一緒した仕事は男女共同参画関係でした。 当時、副学長から理事として男女共同参画が所掌ミッションであったのですが、私としてはなんといっても東北大学図書館長であったことがもっともリスペクトしている点かもしれません。 最高学府の図書館の長というのは、もっとも「智」を治めている象徴だと思います。 野家先生はもともとは東北大学理学部の物理を