ブックマーク / kame710.hatenablog.com (60)

  • 2019.5.24 『個人情報が世界を変える』  - カメキチの目

    カメキチの目 NHK BS1スペシャル『個人情報が世界を変える』(4月27日)にとても考えさせられた。 (番組HPは下をクリックされるとあらわれます) https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115653/index.html ■ ネットで欲しい物、商品を一度でも調べたら、自分のブログに「買え、買え…」と広告がしつように付きまとい、辟易する。 (しかし、もともと欲しい商品だからチェックしたのであって、広告を見て「買おうか、買おうか…」と悩む) (広告に敗け)買う気になり、「アマゾン」などにアクセス。すると、(購入希望商品のとなりに)「これを買われた人はこれも買いました」と(頼みもしないのに)別な広告画面が現れ、新たな欲望をかきたてる。 (そこには「よけいなお節介すんな!」といちおう怒りながらも、「どれどれ…」と敵《いや、販売者》の思うつぼに

    2019.5.24 『個人情報が世界を変える』  - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/05/24
    権力は生き延びるためには何でもやりますなあ・・・・! こんなことまでということを積み重ねてきますから恐ろしい。
  • 2019.5.21 引鉄 - カメキチの目

    カメキチの目 だいぶ前に録っておいた『警視庁機動捜査隊216』という番組をみた。とてもよかった。 (たまにあるシリーズの刑事ドラマ) こんどのタイトルは 「引鉄」といった。 (鉄道写真愛好家を「撮り鉄」という。で、私は鉄道マニアの新しい何か、列車でも力を合わせて引くのかと想ったが、鉄道とはまったく関係なかった) 「ヒキガネ」と呼ぶ。鉄砲(銃)の指をかける部分を指す。 ---------- 事件解決後のおしまいの場面にジーンときた。 それがタイトルである「引鉄」を象徴していたのだ。 ↓ シリーズは毎回のことながら、主人公(女性刑事)は、彼女にその気があるくせに照れて告白できないレギュラーの記者に、つれない態度をとる。 それは彼(レギュラーの記者)のやさしさがわかっていても、彼女には「引鉄」をめぐるとても辛い過去(追いつめられた犯人が人質の女性に凶器をかざしているという極限《警察の職務上、発砲

    2019.5.21 引鉄 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/05/21
    「引鉄」 なんとも取り扱いの悩ましいことでござるのお……
  • 2019.5.17  福沢諭吉-(内田さん⑤) - カメキチの目

    カメキチの目 国家や政治は、生まれてからずっとつきまとっているのに、(政治家などを目ざそうと思わない限り)たまの選挙の投票行動でくらいしか実感できない。 (他にもありました。 ニュースで国内の政治経済の話題を聞くとき。「ああ、自分は日国民だった」 海外では《たとえば》トランプが「約束を破ったから悪い。中国製品の関税を《10%だった》25%に引き上げる」。聞いたときは、「日に直接は関係ないけど、鎖国しているわけじゃないし、よそごとではない。まわりまわって影響するか」) ショックなできごとが、わが身に直接おきそうなら別だが、政治の話は「しょせん他人ごと」で終わる。 2、3日たてば忘れる。 消費税は誰にも関係あるけれど、もうじきアップされそうでも、さして大反対とはならない。 (「大反対」ともなれば選挙に響くから、目の前の選挙に勝つことがたいせつなので、前の約束の「10%」引き上げが怪しくなっ

    akouroushix
    akouroushix 2019/05/17
    一抹の公共性すら覚えぬ、身銭を切らぬ政治家が多いようでは、、暗澹足らざるを得ません。
  • 2019.5.14 カテゴリー分け - カメキチの目

    カメキチの目 ブログは日記のようなものだ。 違いは、紙に書いていたのをパソコンに書く(打つ)こと、それにネットに通じているから公開されること。 「公開」。 ということは、不特定の他人に見られていること。 そう思うと、「適当な緊張感」が生じる。 (「自分だけわかればいい」ふつうの日記ではないところに気を遣う。《したことないからわからないが》化粧も似たようなところがあるのか) 適当な緊張感は適当な「義務感」も生む。 やらなくてもすむけれど、やろうとしたからには続けてみようと決めた。 で、ここまで続けてこられたのだろう。 (仕事などでなくともちょっとした「義務」のような強制感がなくては、それと《これがいちばんですが》時間・ヒマ、これらがなければ私はここまで続けてこれませんでした) ときには自分のことをよく思われたくて、ほんのちょっと事実を曲げ、アレンジし(ウソではないから「誇張」でしょうか)、格

    2019.5.14 カテゴリー分け - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/05/14
    カテゴリー・・・ねえ。なんなんでしょう・・! 自分のやつを仕分けるとなると・・こりゃあ厄介だ。
  • 2019.5.10 『猫も老人も役立たずでけっこう』③ - カメキチの目

    カメキチの目 最終回のきょうは「個性」について。 【引用】 個性を伸ばせとおっしゃいますが… ・「私は私」と思っているということは、「私は情報である」と思っていることと同じです。情報化社会というのは、IT技術の進歩した社会だと思っている人が多いでしょう。とんでもない。人間が自分を情報だと思う社会が情報化社会です。… ・では、その個性とは一体なんでしょうか。私にすれば、そんなものはハッキリしています。人を見れば、みな違う顔、違う身体つきをしているでしょう。血液型だってそうです。それはまぎれもない個性ではないですか。ところが、多くの人が個性とは心だと思っている。心が生み出す、人と違った考え方や行動を個性だと勘違いしています。つまり、意識にこそ個性があると信じている。私だけの思い、私だけの記憶なんて言いますが、そうしたものは他人にとっては意味のないものです。… ・夫婦もそうではないですか。何十年

    2019.5.10 『猫も老人も役立たずでけっこう』③ - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/05/10
    人それぞれ個性の塊ですから、釣り師は頭数分だけ釣り方がある。・・と・・ 思う・・!
  • 2019.5.7 『猫も老人も役立たずでけっこう』② - カメキチの目

    カメキチの目 ②「そんなに稼いでどうするの?」 初めに【引用】を。 ・今の世の中は、「やってみなきゃわからない」とは言えないんです。そんなふうに答えると、なんて言われるか知っていますか。「そんな無責任な」ですよ。… それは経済中心に考えているから、そうなるんでしょう。だから、「経済ってなんだよ、経済がおまえを生かしているのか?」と言いたくなりますよ。 まるに聞けば「ケイザイ?なにそれ??」って言うでしょうね。… ・あんなに一生懸命働くから金に余裕ができるわけでしょう。嫌というほど経済的な余裕が大きくなるもんだから、あれもこれもとなっていくんですよね。それで、原爆をつくったりミサイルをつくったりしているわけでしょう。何をしたいんですかね、人間って。… ・いい気もちというのは、それは一時的なものでしょう。でも、いい気もちって、悪い気もちがないとわからない。当たり前だけど、相対的なものなんです。

    2019.5.7 『猫も老人も役立たずでけっこう』② - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/05/07
    世の中で役立たず、なおかつ邪魔者でなんの存在意義のない釣り師も試行錯誤、やってみなければわからないことを数繰り返しています。
  • 2019.5.3 臨時総会 - カメキチの目

    カメキチの目 (前に、住んでいる集合住宅マンション》の管理組合理事会の理事になり、会議時間の長さに対する不平不満を書きましたが) 1月に大きな問題が、ふってわいたように起こり、これをめぐってなんどか臨時の理事会も開かれ、ついにこの前、臨時総会開催となった。 臨時総会 は10連休初日の夜であったが、日々の管理・運営に直接かかわる重要な議題であるだけに、(期限のこともあって)この日しかないというタイミングで行われた。 急な開催で はあったが、(委任状が大半とはいえ)大勢の出席者があり、無事に進み(そればかりか、すばらしい意見も出され)、理事会の望んだ結果になった。 1月なかばに突如おこった大問題に、この間(ときにはご自分の勤め先も休んで)奔走された理事長さんはさぞかしホッとされたことだろう。 (私のような採決数に「貢献」するだけの理事でも、「臨時総会が無事に過ぎますように…」と心配しましたが

    2019.5.3 臨時総会 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/05/04
    ご苦労なことでございました・・。 どこも人手不足ということを聞きます。それなのに休みばかり増やして・・何を考えているのやら。
  • 2019.4.30 『猫も老人も役立たずでけっこう』① - カメキチの目

    カメキチの目 という養老さんのを読んだ。 あまりにおもしろかったので、いくつか感想を。 を飼っておられ(名を「まる」といいます。関係ないけどウチのとても親しい方のペット《犬》も同名)、その愛のように自分も「役立たず」、でも役立たずで結構と続けられる。 夏目(漱石)じゃないが、目で人間をみる。 ーーーーーーーーーー ① の初めは「吾輩はまるである」。 養老さんは81歳。 そもそも「役に立つ」と私たちが言うとき、それは人間にとっての「役立つ」ことである場合がほとんど。 (それに、同じ人間といってもいろいろある。 「忖度」が出世に「役立つ」という人もおれば、出世なんか…という人もいます。 「役に立つ・立たない」というのは信じる価値、価値感によってさまざまなのですね) 「役に立つ」とかなんとかいっても、それは世間のものさしがほんど。 (「ふつう」とか「常識」というものさし)。 そんなもん

    2019.4.30 『猫も老人も役立たずでけっこう』① - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/04/30
    猫も釣り師も世の中には不要の者です。
  • 2019.4.26 石ころ - カメキチの目

    カメキチの目 「石ころ」というテーマが目にとまったので、Eテレ『美の壺』という番組をみた。 海辺を旅したら、はるかな水平線や潮の干満だけでなく、海岸や砂浜の石ころにも目がいく。 気にいったのを探す。拾う。 (石ころだけじゃもったいないので、貝殻などのお気にいりも探す。これを「ピーチコーミング」と呼ぶことをブログで知りました) 探しても見つからなければ妥協する。 「しかたないか…。まあこれでガマンするか…」 しかたなく拾った石ころでも、じっと見つめているうちに「きれい」「美しい」と思えることもある。 (そうなれば儲けものだが、別にならなくてもいい) 「きれい」でなく「ふつう」でも、ちゃんと記念の役目ははたしてくれる。旅の思いでをひき出してくれる。 拾った後、気をつけなければならないことがある。 拾ったものを「忘れるはずがない」と、そのときは高をくくっているが、帰ってから前の旅で拾った石ころに

    akouroushix
    akouroushix 2019/04/26
    されど石ころ、と言いたいところですがよくよく自分を振り返ると  ただの石ころでした。
  • 2019.4.23 未来の他者 - カメキチの目

    カメキチの目 私は記憶力が弱い。 (でも、「覚えがございません」と言うほどの健忘症ではない) を読み、気にいったことを見つけたら覚えておこうと、若いころはその箇所は赤線を引っぱったけれど、いまは時間があるので書く(パソコンに打つ)、写す。 写し書きしたことはコピペで楽に記事に引用できる。 (記憶力の弱さ+低下をパソコンは補ってくれる。議員や秘書、官僚もみんな残らずパソコンを持てばいいのに《あっ、持っていても「記憶にございません」か》) 『夢よりも…』は気にいった部分が多かった。 もう一つだけどうしても記事にしたくなった。 (「トカゲの…」が②だったので、これは③で、最後とします) ---------- 原子力は、武器として使用すれば人類を滅亡させるかもしれないけれど、「平和的に」使えば二酸化炭素も出さず、したがって地球環境にもやさしいエネルギー資源だとされている。 はたして(そもそも)い

    2019.4.23 未来の他者 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/04/23
    便利なもんでも凶器になる、現世の人間の判断がまだ見ぬよそ者に迷惑を及ぼす。心しなければと思うところです。まだ見ぬよそ者様はいい人なのですから。きっとそうです。
  • 2019.4 .19 トカゲの貧しい世界 - カメキチの目

    カメキチの目 (前回、『夢よりも深い覚醒へ』というから「偽ソフィーの選択」という記事を書いたばかりですがそれを①とし、きょうは②です) 私は、東北大震災、3.11の直接の被害者ではないので、被害に遭った方々の言葉にならない辛さ、苦難を実感できない。 しかし、想像してみる。 同じ目に自分が遭ったら… 大津波に家族や親しい人の誰かが流され、わが家がなくなり、原発事故で故郷を追われたら… 自分が遭わなかったのは、「たまたま」に過ぎない。 遭ったのも遭わなかったのも、必然性はない。 同じめに遭遇したとしても、それぞれの体験は違う。災害の受け方も、受けとめ方も。 (初めにこんなこと書いたのは、「トカゲの貧しい世界」という項目で、著者大澤さんが述べておられることが強く感じられたからです) ---------- ハイデガーという哲学者は学校で名前を聞いたくらいで、老いたいまになってまた聞くことがあろう

    2019.4 .19 トカゲの貧しい世界 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/04/19
    朝一番、頭の回転をフルに回すのはちとつらい。
  • 2019.4.16 「3.11以降の哲学」 - カメキチの目

    カメキチの目 私も思春期の初めころは(初めだけ)麻疹に罹るみたいに、「自分」とは?「生きる」とは?といちおう悩んだ。 人生訓(マニュアル)のをいくらか読んだ。 しかし、ほとんど「素直」「誠実」…礼賛ばかり。学校の道徳の延長にすぎなかった。 考え方・心のありかた次第で人生・世の中は変わる、 曲がっていては世の中のすばらしさがみえない。 私の性根を責められているようで、「説教」に思え、そのうちウンザリし、読まなくなった。 (ふり返れば、そのころから社会に反発するようになった。自分のいたらなさを《直接には》他人のせいにしなくて「社会」のせいにした。 確かに自分の心はまっ直ぐではないが、世間の方に自分を合わせる、不合理で汚い社会に自分を合わせるのはイヤだった。「素直」=「従順」としかとらえられない未熟者だったわけだ。老いた今、多少は変わってもあまり変わらない) そのご触れるようになった哲学。

    2019.4.16 「3.11以降の哲学」 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/04/16
    何かを契機に考え方ががらりと変わることが有ります。何が真実で正しいのか、見極めなどできないのではないかと、そんなとき思います。身をもって体験したことからくるゆるぎない思いはあるのですが・・・。
  • 2019.4.9 枯葉剤 - カメキチの目

    カメキチの目 1月4日に「イエメン内戦」という記事を書いた。 こちらはいま現在、進行中の戦争による悲劇だが、ネタもとのNHK『これでわかった! 世界の今』というニュース番組で、 こんどはベトナム戦争(1969~1975)のときの、アメリカの枯葉剤散布で、浴びたベトナムの人々から生まれた障害児たちのいま現在の姿を伝えていた。 とうの昔に終わったはずの戦争が、悲劇だけは形を変えていまも続いている。 枯葉剤。ウィキペディアによれば 【引用】枯葉剤(かれはざい)は、除草剤の一種である。ちなみに、ベトナム戦争で散布された枯葉剤はダイオキシン類の一種2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-1,4-ジオキシン (TCDD) を高い濃度で含んだものである。… ーーーーーーーーーー 「いまじゃ仲よくやっている」というのは、日アメリカのことだけではなく、ベトナムとアメリカだって同じなのだ。 (ところでアメリ

    2019.4.9 枯葉剤 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/04/09
    戦争は勝ったにしろ負けたにしろ最後は、今後どうするか話をするんですから無駄なことには違いありません。それなら最初から話し合いでけりを付けられないんでしょうかね。
  • 2019.4.5 シャカサイン - カメキチの目

    カメキチの目 旅はもちろん、外に出ると写真をよく撮る。 旅の場合は思い出にもなるので、ときどき人間のこっちも被写体(ほとんどは景色)になる。 (故人や遠い地の親しい人をアルバムでみるとき、時間をさかのぼり場所を超えているような臨場感をもち、写真は偉大な発明とつくづく感じる) そのとき、(この歳になっても気はずかしい)自然な表情はできない。ちょっとふざけるかおどけるかしなければならない。たまによそゆきの真面目をしてみるが、笑えてしまう。 「シャカサイン」というのを知って10年近くなる。 ハワイでは、「シャカサイン」という手のひらでつくるハンドサインによって、“気楽に行こう”、“やったね”、“ありがとう”、“すべて順調”、“じゃあね” などの思い、親しみを込めたメッセージを表現するそうだ。 つまり、会った人をいい気もちにさせる万能の挨拶みたいなもの。 (会ったときの「こんにちわ」・「よぉ!」+

    2019.4.5 シャカサイン - カメキチの目
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    akouroushix 2019/04/05
    写真を撮られるときは構えてしまいます。シャカサインを試してみましょう。
  • 2019.4.2  フラッシュフォワード - カメキチの目

    カメキチの目 Eテレ『原発事故 命を脅かす心の傷』をみた。 【番組HPより引用】原発事故から8年。住み慣れた「ふるさとの喪失」が人々の心と体に何をもたらしたのか。NHK取材班は、苛酷な避難生活が続く中で命を落とした被災者の遺族が作成した『死に至る経緯書』を入手し、徹底分析。さらに「フラッシュ・フォワード」と呼ばれる独特の心理現象が被災者を苦しめている実態を伝える。 「フラッシュフォワード」という言葉を初めて聞いた。 (「フラッシュバック」というのはよく聞きます。それが体験した「過去」の恐ろしさ・怖さにとらわれるのに対し、「フラッシュフォワード」は、予想される未来の恐ろしさ・怖さに対しておそれおののくこと。ともにパニックにつながりやすく、そうでなくとも体調を乱す) ことしも3月11日がやってきた。もう8回目だ。 8年にもなるというのに、福島には、故郷にかえられない人たちが大勢いる。 【NHK

    2019.4.2  フラッシュフォワード - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/04/02
    成程、これからの世の中に不安を覚える・・成程です。新元号もオリンピックの商業主義におかされた内情を知るにつけ、将来の不安にはつながります。
  • 2019.3.29 『植物のこころ』 - カメキチの目

    カメキチの目 植物にこころ? 『植物のこころ』(新書)を読んだ。一般向けのものだからわかりやすく、とてもよかった。 私は高校に「生物」という科目はなかったので、中学の理科第二分野ていどの生物知識しかなかったのに若いとき、「生物学的次元で人間をとらえてはいけない」とエラそうなことをよく思っていた。 (私の若いころは頭の中は「人間」や「社会」のことだらけ。人間以外の生きものは目に映ってはいても、そこから先へ進むことはなかった) 若いときは、それほど「人間主義」「ヒューマニズム」(いまは死語?)という言葉に酔っていた。 「ヒト」は霊長類に分類された生きものの一種にすぎないというのに、「生物ピラミッド」の頂点に位置しているということで、ほかのいろいろな生きものより優れていると無意識のうちに思っていた。 (いや、そう「思いこむ」ような社会と時代の状況が当時の日にはあったのだろう。「高度経済成長期」

    2019.3.29 『植物のこころ』 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/03/29
    知らないことは多く存在するもので、植物の生態なぞ、知らぬことばかりです。不思議がいっぱい散らばっています。
  • 2019.3.26 『まんぷく』 - カメキチの目

    カメキチの目 朝ドラ『まんぷく』がもうすぐ終わる。 よかった。 感想を二つ。 ① ふだん「あたり前」(意識しない)にべているものを、漠然とべるだけではいけないと思った。 それらをべられることがあたり前、なま易しいことではないことを強く感じた。 (魚や肉《野菜なども》、かつて人間と同じように命があったこと、その命をすことにより自分が生きているを感じやすいので、獲り育ててくれた人への感謝も加わり、「いただきます」と敬虔な気もちになります。 しかし、第二次産業による加工品に対しては、それを研究・開発した人々、製造する方々のたいへんさまで想ったことがなかった) ドラマは即席ラーメン開発物語だった。 ドラマではあるが、事実やエピソード話をもとに創作されたのだろう。 即席ラーメンが私たちの卓に登場するまでの苦労・苦難を、登場人物たちとともに味わった。 (「苦労・苦難」ではないですが、私の初

    2019.3.26 『まんぷく』 - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/03/26
    「まんぷく」は即席ラーメンの開発ドラマだったんですか。生活のパターンによっては全く見ないというか見れないドラマがあります。
  • 2019.3.22 たたらを踏む - カメキチの目

    カメキチの目 「たたらを踏む」という言葉がある。 それなんじゃ?と若い方は思われるかもしれません。 「語源由来辞典」より 【引用】【たたらを踏むの語源・由来】 たたら(踏鞴)は、金属の精錬・加工に必要な空気を送り込む大型の送風器「ふいご(鞴)」のことで、足で踏んで空気を吹き送る。たたらを勢いよく踏むさまが、空足を踏む姿と似ていることから、勢い余って踏みとどまれず数歩あゆむことを「たたらを踏む」というようになった) 先日、マンションのエレベーターに乗ったとたん、たたらを踏んだ。 そのときは、扉が閉じようとしていた。 しかし、杖をついていても間にあいそうだったので、あわてて乗った。すべり込みセーフ! 「セーフ」はよかったのだけど、先客がおられた。 その人はこっちより若そうな60代の男性でおひとりだったが、私は他人がいると気をつかい、ちょっと緊張する。 小さくなろうとして(ドラえもんのようにほん

    2019.3.22 たたらを踏む - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/03/22
    思い当たることが増えてきました。年を重ねると何のこれしきと思っても体は思うようには反応してくれませんからよほど気を付けませんとね。大きなけがにつながらなくて何よりでしたね。
  • 2019.3.19 プラビータ! - カメキチの目

    カメキチの目 NHKのBSで『世界ふれあい旅』という15分番組がある。 そのときは、(朝ドラ)『まんぷく』のあとにやっていたから、続けてみた。 たった15分でこの地球の各地とふれあうことができ、世界じゅう、どこの人もみんな温かいなぁと朝っぱらから思わせてくれ、いい気もちになる。 番組スタッフが出あった人々に話しかける(が、それは画面には映らない)。たまに相手が仕事などで急ぐ用があって無視されることもあるが(「やらせ」番組でないのでしかたない)、たいていは笑顔で応じられる。 ーーーーーーーーーー 先日は中米のコスタリカだった。首都のサンホセをぶらりと散歩。 グーグル画像さんからお借りしました。 コスタリカといえばウチではコーヒー豆の産地。 身体に障害がのこったケガの退院後、リハビリで近所を歩いていたとき、仕事していたとき車の運転中によく缶コーヒーを飲んでいたからかよく飲みたくなり、自販機をみ

    2019.3.19 プラビータ! - カメキチの目
    akouroushix
    akouroushix 2019/03/19
    全く油断も隙もあったもんじゃあありません、ちょいと目を離すとすぐ戦争をおっぱじめるのですから、見張って見張って見張らねばなりません。ゆっくりコーヒーを飲む暇もないじゃあありませんか。
  • 2019.3.15 禅語「応無所住而生其心」 - カメキチの目

    カメキチの目 応 無 所 住 而 生 其 心 「オウ・ム・ショ・ジュウ・ニ・ショウ・ゴ・シン」と、いかにも禅の言葉らしく音よみできますが、 意味は訓よみ、「応(まさに)住する所無(の)うして其(そ)の心を生かすべし」です。 『金剛般若経]という経典にあるというから「オウムショジュニ・ショウゴシン」と(「ナム・アミダブツ…」のようにリズムをつけ)自己暗示するように唱えるのがきき目ありそうです。 説いていることは、「空」や「無」、つまり予断、偏見をもつことなく、またひとところにいつまでも「住む」「とどまる」「執着する」のではない、そんな新鮮な心でいたい。 要は『般若心経』の有名な「色即是空」「空即是色」を具体的な行動にあたっていかした言葉という感じ。 ーーーーーーーーーー 生きているといろいろなことがあり、「喜怒哀楽」にとらわれる。 とらわれまいとして目を瞑っていてもダメである。 つねに自分が

    akouroushix
    akouroushix 2019/03/15
    色即是空・・なかなかに極めることなど難しいものです。釣りをするのに捨てきれた感慨を目指すのですが、なかなかに難しい・・!